未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

勉強会の社内への誘致

川口さんとランチであれやこれや雑談をして、社外の勉強会を社内でやることの面倒くささについてのお話になった。
弊社の場合、セキュリティの関係上、社外の人は、受付で入館証を記入の上、ビジターカードを受け取って、セキュリティーゲートを通って、会議室に入る。会議室まで社員のエスコートが必要になる。
社外の人が参加する勉強会を開催するとなると、1)受付、2)エレベータ、3)会議室までのエスコートが最低限でも必要になる。
数人の規模であれば、ロビーで全員待ち合わせて、同時に受付して、会議室までエスコートで、どうにかなる。10人を越えると、遅刻してくる人とかもいて、その度に受付までいかなくてはいけなくなる。さらに20人を越えるとビジターカードをあらかじめ準備しておかないといけないとか、さらに難易度が高くなる。
ある程度人数の大きな勉強会だと、結局、受付係、エレベータ係、会場係など複数人の社員が必要になってくる。
勉強会の継続的な開催には下記の、勉強会の法則を満たしている必要がある。
勉強会開催のメリット>勉強会開催のコスト (勉強会の法則)
ここで、開催のコスト(金銭的なところだけではなく、人的なコストや手間ひま)が大きいと、どんなにメリットが大きくても持続的に開催することができない。
カーネル読書会なんかは自分の趣味でやっているので、会社の人たちを巻き込んで手間ひまをかけて、いろいろなことをやるのには、精神的な敷居が高く感じられて、忍びないという感情がある。
手続き的なこと、例えばイベント申請、エレベータ占有申請、連続解錠、空調申請その他諸々のことは自分がやればいいけど、エレベータ係やら受付係を何の関係のない人にお願いするのは申し訳ないと思う。会場と受付場所が違うので、受付係の人はセッションを見れないので、手伝うメリットが少なすぎる。
というようなことをあれやこれや考えると、開催コストをどう下げるか、持続可能なシステムとして、どのように制度設計をするかというところに落ち着く。そんなことはいちいち言わなくてもわかっていることなのだけど、言語化してみると、非常にぐさぐさと自分の心に刺さってくる。
カジュアルにお手軽に勉強会を開催したい。そのためにはもっとお手軽に使える施設が必要だ。その環境をつくるのが、おめーの仕事だろうと言われて、その通りですね…、自分の力の不足に申し訳なく思ったランチであった。