未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

漫画 君たちはどう生きるか、吉野源三郎著、羽賀翔一(イラスト)、 濫読日記風、その36

漫画 君たちはどう生きるかを読んだ。

ベストセラーになっていて、本屋で平積みだ。昭和12年(1937年)発行の歴史的名著の漫画版だ。

漫画なのであっという間に読める。

思い起こせば、自分も小学校の時に通っていた学習塾の国語の授業の副読本として読んだ記憶がある。あらすじとかは全くの忘却の彼方だったが、主人公の名前が確かにコペル君だったような記憶がおぼろげながらある。

主人公はコペル君と呼ばれている。

ある時、おじさんと銀座のデパートに行って、屋上から町並みを見た。人々が雨粒のように小さかった。まるで分子のようだ。おじさんはその発見を、コペルニクスが発見したことと同じようなものだと考え、コペル君と名付けた。

コペル君がいじめとか正義とかを考える。おじさんとの書簡のやり取りで人間の弱さや強さを考える。

読書会などで感想を議論しながら読むというのもいいと思った。


濫読日記風