未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版、12章、ダグラス・R. ホフスタッター著、濫読日記風 2018、その10

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版の12章を読んだ。読書会でゆるゆる読んでいる。ゆるゆるゲーデル、エッシャー、バッハ(GEB)を読むので略して「ゆるげぶ」12章は「心と思考」。ついに意識について踏み込んでいく。以下覚書の…

短篇小説講義、筒井康隆著、濫読日記風 2018、その9

短篇小説講義 (岩波新書)を読んだ。読書の幅を広げるタイプの読書本だ。紹介されている本を手にとって読みたくなる。筒井康隆が紹介しているので面白さはピカイチでどれも読みたくなる。紹介されている作家は、ディケンズ、ホフマン、アンブロウズ・ビアス、…

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること、河合雅司著、濫読日記風 2018、その8

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)を読んだ。本書は、人口の絶対数が激減したり、高齢者が激増したりすることによって生じる弊害と、それにどう対応するかを議論している。(6ページ)2015年に1億2700万人いた日本の総人口が、4…

論理哲学論考(岩波文庫)、ウィトゲンシュタイン著、野矢茂樹訳、を読んで考えた、濫読日記風 2018、その7

論理哲学論考 (岩波文庫)を読んだ。読んでみたがよくわからなかった。一行で要約すると「七 語りえぬものについては、沈黙せねばならない。(野矢茂樹訳)」となる。七行で要約すると 世界は成立していることがらの総体である pp13 成立していることがら、す…

自由と規律、池田潔著、濫読日記風 2018、その6

自由と規律―イギリスの学校生活 (岩波新書)を読んだ。英国の古き良きパブリック・スクールについての紹介だ。著者は若き日にそこに学び後に慶應義塾大学で教鞭をとった日本人である。英国における紳士的な精神とは何か、それをいかにパブリック・スクールと…

古典力、齋藤孝著、濫読日記風 2018、その5

『古典力 (岩波新書)』を読んだ。古典力とは、名著を自分の古典として日々の生活や思考に生かす力である。(はじめに、ii) 古典を読み楽しむという力だという風に私は理解した。第1章 古典力を身につける なぜ古典力が必要なのか。古典を読むための十カ条…

老人と海、ヘミングウェイ著、福田恆存訳、濫読日記風 2018、その4

老人と海 (新潮文庫)を読んだ。福田恆存の訳と解説。老人と海は中高生の頃に読んだ。詳細は忘却の彼方だが、老人が大魚を不眠不休で釣り上げるという話だったと記憶していた。だいたいあってた。再読するきっかけはつながる読書術、日垣隆著、濫読日記風 201…

読んじゃいなよ!、高橋源一郎編、濫読日記風 2018、その3

読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむを読んだ高橋源一郎ゼミの学生がゼミで岩波新書を読む。著者を招いて講演と質疑応答というセッション。登場する著者と書籍は、下記の三者。 哲学の使い方 (岩波新書)、鷲田清一著 憲法…

つながる読書術、日垣隆著、濫読日記風 2018、その2

去年の今頃つながる読書術 (講談社現代新書)読んでいた。(Facebookの過去の出来事が教えてくれた。濫読日記風に記していなかったのでコピペする) 自分に十分な言語理解力が備わっているのか甚だ疑問で、どうにか読書力というのをつけたくて読書法的なもの…

六本木戦記、久富木隆一著、濫読日記風 2018、その1

2018年あけましておめでとうございます。昨年(2017年)は本の感想を主に濫読日記風というタイトルでまとめていた。今年も懲りずに読書記録としてつけていきたい。2017年は「その51」まで行ったが、年も明けたので、番号はリセットして2018その1として始める…