未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

中国

中国といっても、北京にしか行ったことがないのだけれど、元気がいい。とっても元気がいい。

GDPでいうと日本の4分の1くらいだから年8%成長すれば大体二十年程度でほぼ日本とならぶ。為替がかわらないと、2020年前後、日本と中国の市場規模は大体いっしょになると言われている。元の為替レートが切り上げられると、もっと早い時期に中国のGDPは日本を越える。2008年には北京でオリンピックがあるし、上海での万博も2010年に開催される。そこらへんまではいろいろ問題があるとしても、中国の成長は続くだろうというのは多くの専門家の見方だ。

北京の車は年率20〜30%で増えているそうだ。出張のたびに渋滞がひどくなっているような感じがする。北京の街の空気はスモッグでなんとなくどんよりしている。昔の東京もそんな感じだったのかもしれない。

いまのままGDPが4倍になってCO2を排出し続けたときの環境負荷は非常に大きいが、一方でスクラップアンドビルドで最新型の設備(省エネでコストが安い)を導入することによって、日本をしのぐ可能性もなくはない。キャッチアップ型の経済の優位性みたいなものだ。

北京のスターバックスのコーヒーの値段は東京のそれと変わらない。物価ないし賃金水準で言うと非常に高いのだけど、お客さんはいっぱいいる。300円のコーヒーをふつーに飲む裕福な層がそこにはいる。

中国出身の知人は、環境、高齢化、教育が中国のこれからの問題だと言っていた。どれも解決不可能な問題ではないと思う。中国の人達の英知でなんとか解決策を見出して欲しい。