シリコンバレーのプログラマーは本当に凄いのか?
いろいろな人からの refere を頂いて休日にはそれを眺めるのを楽しみにしている。平日はなかなか時間が取れなくてすんません。
id:grayfoxさん、 http://d.hatena.ne.jp/grayfox/20040430 はベイエリアにいらっしゃるみたいだが、
新らしいコードを書いたらユニット・テストも書くのだ。できるだけ...
は原理原則です。わたしてきには「できるだけ...」というのはとりたいけど。
http://www.csus4.net/WR/d/?date=20040430#p08
追記:「従業員数十人のベンチャーでも同じようなスピード感をもっているというのも不思議な感じはする。」とあるので、シリコンバレーでは、中規模なソフトウェア開発でもこの方法論なんですね。これまで一緒に開発してきたソフト屋@日本さんで、こんなアプローチをしているとこはなかったぞ・・・。恐るべし、シリコンバレー。
ベストプラクティスを共有するには机上の知識だけではなくて実践を重ねた人の移動(異動)などが必要なのかもしれない。人の交流によって徐々にベストプラクティスが広がっていくというモデルといえるかも。
わんこ日記さんの http://on-o.com/page/diary/20040504.html あたりまえとの指摘。そのとおりです。
どんどんメンバーを必要なプロジェクトに移していく「人的可塑性」も大切だと思った。
シリコンバレーにあって日本に希薄なものかもしれないですね。
シリコンバレーのプログラマーは本当に凄いのか?
http://www.cagylogic.com/blog/archives/000175.htmlはなかなかいい感じである。わたしの感覚とかなりあっている。日本には本当のプログラマが驚くほど少ないという印象がある。(あくまで印象論なのでそのつもりで読んでほしい)評論家(SEという職種なのかもしれない)はいっぱいいてもコードをごりごり書く骨太のプログラマは絶望的に少ない。骨太のプログラマが数人でがっがーっとコードを書いて実現可能性を示してベンチャーキャピタルから金を貰って開発規模を増やしてバージョン1を市場に投入する。その開発規模を大きくするときに人材市場から腕の立つプログラマをどれくらい調達できるかで開発のスピードが決定する。みたいな感覚である。
凄いプログラマはもちろんいる。だけどふつーのレベルのプログラマもいっぱいいる。
日本だと、「やる気はあります。これから勉強します。」ってな人ばかりで、どないせぇって状況ばかりでしたが、こっちではそんなことはありませんでした。
素人を何人やとっても競争力のあるソフトウェアは作れないのである。当たり前である。だけど日本では当たり前ではないというのがなさけない。