未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

国民年金の問題は誰の問題か

木村剛さんが彼のblog（ゴーログ）で公開質問状を投げています。
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/04/post_15.html

彼らはどのような説明、回答をよこすのだろうか興味がある。ゴーログの過激なことは、１０代、２０代のふつーは年金に興味があるとは到底思えないような人たち（失礼、偏見はいっています）にも、年金はヒトゴトではなくて身近な問題であるということを解りやすくパフォーマンスして見せているということだと思う。

トラックバックを見てみるとその影響がよくわかる。素晴らしい。年金にかかわらづ、政治は、本来は非常に身近なものである。自分の未来は自分で決定するように、この国の未来は我々が決定する。我々にはその責任がある。しかし日々の生活でそのようなことを意識する事がほとんどない。
ごーちゃんが試みていることは政治を我々自身が主体的にかかわるものだということを示している。

我々にできることは何か？地元の国会議員に、国民年金を払っているかメールで聞いてみよう。簡単である。地元の議員の名前を知らなければ下記を参照すればいい。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1251/

なんでもいい説明を求めよう。
わたしは神奈川県に住んでいるので神奈川県選出の国会議員何人かにメールを書いてみた。http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20040414 http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20040419 を参照のこと。

上田勇(神奈川６区、公明党）氏はメールに返事をくれた。国民年金を払っているそうである。回答に感謝したい。

一方、今日現在回答がないのは下記の方々である。（敬称略）

大石尚子（神奈川４区、民主党）、河野太郎（神奈川１５区、自民党）、亀井善之
（神奈川１６区、自民党）農林水産大臣。

神奈川県は１８選挙区あるので、本来なら全員に聞いてみればよかったが、自分の選挙区のほか３人を適当に選んでメールしてみた。４人に聞いて、３人からは回答がなかった。

hyoshiok/20040419 でわたしは次のように記した。

国民年金を払っているかどうかという事柄に対しても、この程度の説明能力しか持たない人々を我々は閣僚あるいは議員にしている。この責任は議員（閣僚）にあるのではなく、そのような説明を求めない我々国民にあるということは、もっと自覚してもいいように思う。

地元の議員が国会でどのような行動をとっているのか説明を求めない選挙民(つまり我々国民のことだ)は、間違いなく政治を堕落させている。

どんなことでもいい。閣僚や議員に説明を求めよう。我々の意思を伝えるのは選挙の時だけではない。むしろ、日常的な活動の中にあるはづだ。

ふじすえ blog さんから http://www.fujisue.net/blog/archives/000109.html

スキャンダル的に記事を書く週刊誌やそれに回答しない閣僚を批判する前に、blogという”民が力を持てるメディア”を利用して上記のようなアクションを取っておられる未来のいつか/hyoshiokの日記さんに感謝したい。

というトラックバックをいただく。むしろこちらこそ感謝したい。

fareaster さん、http://skywolf.cocolog-nifty.com/fareaster/2004/04/post_17.html

政府を批判するだけでは天に唾するようなものになってしまいますので、ここは木村氏の試みを応援し、できることは実行し、社会を少しでも良い方向に向かうよう行動するしかないと思っています。

おっしゃるとおりだと思う。議員に働きかけましょう。