梅田望夫は立花隆である。
日本の専門家における「言論の閉鎖性」
立花隆が「田中角栄研究」を文藝春秋に書いた時、マスメディアは「そんなことは昔から知られている。新しい情報はない」と切ってすてたそうだけど、じゃあ、おまえそーゆー報道をちゃんとしたのか、といってやりたい。
CNET Japanで連載していたとき、Googleの株式公開のあり方の是非を巡ってBlog上で磯崎さんと議論になったことがあった。それで、磯崎さんからいただいたトラックバックに対して僕が「素晴らしい内容のトラックバックを・・・」というようなことを書いたとき、「磯崎さんが書いていることは専門家にとっては当たり前のことで、そんなこと素晴らしいなんていうのはお前がバカだからじゃねーか」みたいな意味のコメントを貰ったことがある。
というコメントは、梅田望夫が立花隆になった瞬間なのである。おめでとう。そーゆー寝惚けたマスメディアがいなければ立花隆は生まれなかったのである。