未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

開発者をどう作るか?

いろいろ妄想する。OSSの開発者が数人いたらそこそこすごいことができる。そのようなチームが数十あれば定番のOSSのかなりの部分をカバーできる。せいぜい数百人のOSS開発者がいれば世界を変えられる。その数百人をどう育てるか?
大学教育のソフトウェア演習の一つとしてOSSの開発に参加するというのはどうだ?一クラス数十人としてそのうちの一人でも二人でもOSSに興味を持ってもらうだけでいい。そのようなクラスが全国に数十あれば、年間100人程度のOSS開発者が誕生する。どうだろうか?人数が少なすぎる?
Asia諸国まで場を広げれば年間数千人くらいのOSS開発者をデビューさせることはあながち不可能ではないような気がする。どうだろうか?妄想がすぎるか?
実現不可能な話ではないように思う。どう実行するかだけのような気がする。

日々是開発:SQS Developmentさん、http://sqs.cmr.sfc.keio.ac.jp/tdiary/?date=20060312#p04

まずは大学教員が歯を食いしばってでもOSSを作らねば!

素晴らしい。

MRIオープンソースソフトウェア技術者の人材評価に関する調査 報告書に,「OSS研究業績評価にOSS開発・普及を導入すべき」という提言がありますが,これこそが難しい.そう簡単にいくものではない….だからこそ,評価される側として,無理矢理にでも認めさせるくらいに,アピールしそうなことならば何でもやらねば! OSS開発・普及以外にも,たとえば,OSSを題材として研究をする.OSSで学生を教育する.OSSで学生を就職させる,OSSで受験生を増やす. OSSで大学内の経営を改善する.OSSで社会実践・社会貢献する,などなど.やれることは,まだまだ,きっとたくさんあるはず.

論文でなく、コードを書け〜。コードを書くことを業績にしろ〜。というものさしを大学という閉鎖社会に言うことにします。