ハックをするまでの道のり
仕事がたてこんでいるものだから久々に休日出勤をして、いろいろハックをこころみる。ハックするためには、机の整理が重要だ。会社の机は大変な事になっているのだが、いらない書類やら何やらを捨てないことにはメモ用紙もおけない。うーむ。で、机の整理やあれやこれやするのは、忙しい時にかぎっての現実逃避といえなくもない。
でもって、開発用の環境の設定だ。やはり、xemacsがないといけないということで、xemacsをインストールする。skkの設定だ。apelがないとかなんとかでxemacs-sumoパッケージを無理矢理インストールする。休日出勤だとどうも気分がのらないので、ブログをちょろちょろ書くことにする。やはり現実逃避だ。
ブログとログ(作業日誌の事)って似ているな。どうでもいいけど。
changelog.txtの設定をする。~/.xemacs/init.elに以下を追加する。
;; ;; HY ;; (setq user-full-name "Hiro Yoshioka") (setq user-mail-address "hyoshiok@miraclelinux.com") (defun memo () (interactive) (add-change-log-entry nil (expand-file-name "~/memo/changelog.txt")) (skk-mode 1)) (global-set-key "\C-cm" 'memo)
cscopeの設定をする。パッケージそのものは既にいれてあるのだが、xemacsからのインターフェースであるxcscope.elを入手する。sf.netから。インストールというほどのことはなくて適当にload-pathの通っているディレクトリにcp(コピー)するだけである。
# cp -p /usr/src/cscope-15.5/contrib/xcscope/xcscope.el \ /usr/share/xemacs/site-packages/lisp/
ついでに~/.xemacs/init.elも直しておく。
;; /usr/src/cscope-15.5/contrib/xcscope/xcscope.el ;; # cp -p /usr/src/cscope-15.5/contrib/xcscope/xcscope.el \ ;; /usr/share/xemacs/site-packages/lisp/ (require 'xcscope)
で起動するとFile mode specification error: void-function run-mode-hooks なるエラーでどうもちゃんと起動できていない。ググると、(x)emacsのバージョンがことなると出るらしい。xemacs をインストールした時、無理矢理sumo packagesをいれたためバージョン不整合がでている模様。ふーむ。うかつにrpm -e xemacs-sumoはできない。まいった。でもって、M-? l (Recent messages) (Helpをクリックだ) すると、cc-mode の後に当該メッセージがでている。ぐは、はまった。すでに試行錯誤で頭から湯気が出ている。xemacsを素から入れなおす、ビルドするには数時間コースになるので、できれば強烈に避けたい。
そこでハックだ。
# cd /usr/share/xemacs/xemacs-packages/ # cd lisp/ # cd cc-mode/ # mkdir tmp # mv *.elc tmp
という感じで無理矢理.elcファイルをみえなくする。ハックである。良い子は真似をしないように。ここにたどりつくまでに既に1時間くらい試行錯誤している。生産性は非常に低い。
起動。
起動できた(泣)
やっとお膳立てがととのった。
ハックをする前に環境をととのえるだけで力が尽きてしまった感じである。とほほ。
そんなこんなの休日出勤のある日であった。
読者への注:こーゆーどーでもいいことを詳細に記述することがプロセスプログラミングへの第一歩だと言えなくもない。玉石混合の試行錯誤をブログに書いておけば未来のいつか誰かがどこかで再発見してくれるかもしれない。なぜ(x)emacsなのか、なぜcscopeなのかは、後に明らかになる(かもしれないし、ならないかもしれない)。