未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

勉強会勉強会が目指すもの

勉強会大集合を開催し、その流れで勉強会についてのいろいろな情報をみんなで共有したいよね、そーゆー場が欲しいよね、ということで勉強会勉強会(metacon - Meta Conference)を作った。
http://groups.google.co.jp/group/metacon

これだけ多くの勉強会が開催されているのだから、その数の主催者(主宰者)がいて、その数の悩みや、壁や、喜びや、楽しみが存在する。それを共有できれば、自分が悩んでいることを、他の勉強会ではいとも簡単に解決していることを発見したり、自分たちが日々やっていることが、他の勉強会の参考になったりと、そんな事を思う。

最初は、運営側の情報共有からはじめ、ある程度いったら、コンテンツの共有というか、共同開催などを企画したい。

わたし自身はカーネル読書会Linux環境の勉強会のプラットフォームにしたいという野望を持っているのだが、いちおうカーネル読書会という看板をかかげている以上、なんでもありだとしても、IT以外のところにドメインを広げるつもりはない。カーネル読書会BBQとかあってもいいのだけどね。(あ、意外と良いかも、前言撤回(笑))

閑話休題

勉強会開催のコストを下げる、勉強会開催のメリットを上げる。その両方を目指したい。今回の勉強会大集合では時間の関係で、メリットを上げる方については、それほどツッコメなかったが、やはり勉強会はコンテンツというかネタというかお題命なわけで、どんなに運営が上手でもスカなコンテンツでは、それはやっている意味がない。

カーネル読書会90回のコンテンツは、なんでもありだったけど、どれをとっても、素晴しいお題であって、それは誇れるし、お題発表者あってのカーネル読書会だし、一方でカーネル読書会を続けていけたのは、熱心な参加者、わざわざ時間をさいて参加してくれた多くの人達のおかげだし、その喜びを皆と共有したいなあ。それは勉強会を主催している多くの人達と共有できる感情だと思う。

もちろんいろいろ失敗もあったし、その失敗を共有すれば、同じところで転ぶことが少くなって、どんどん開催コストが下ると思う。

勉強会大集合に参加してくれた12グループは旬の勉強会の主催者で勉強会の酸いも甘いも知っているので、いろいろなオイシいエピソードをおしげもなく披露してくれて、わたしはその素材を一切料理しないで、そのままお出ししたみたいな感じだった。腕がどんなによくても、素材がよくなかったら不味いよね。モデレータは寿司職人論。

やっぱし、いろいろ開催にさいして疲れるところはあって、それを減らす努力というかtipsをみないろいろ持っている。それをすこしづつ共有したい。

そしてゆくゆくはお題の共有をして、共同開催などをゆるゆると横の連携をとりながらやっていきたいと思った。

勉強会大集合という企画を、そのプラットフォームとして商業イベントではなくOSCという場を利用できたのは僥倖であった。関西のKOFなども、そんな場所かもしれない。勉強会のマッシュアップとか、妄想は広がる。

勉強会の地域を越えたコラボレーションもぜひやってみたいと思っている。そして地方は地方なりの悩みを持っているわけで、札幌と福岡とかが東京をバイパスしてコラボレーションしちゃったりとか、地方にしかできない運営方法で新しい価値を創造しちゃったりとか、ますます野望は広がる。

勉強会勉強会で幸せな社会を作りたいと思った次第である。

関西のStudy-Kansaiというのも教えてもらったことも付記しておく。
http://groups.google.com/group/study-kansai