未来のいつか/hyoshiokの日記

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セキュリティ&プログラミングキャンプキャラバン2009名古屋の作り方

セキュリティ&プログラミングキャンプキャラバン2009名古屋に行ってきた。

裏話としてのセキュリティ&プログラミングキャンプキャラバン2009名古屋の作り方。

名古屋のキャラバンを企画した時点(昨年の11月ごろ)では、会場が決まっていなかった。そこでTwitterでつぶやいたところ、 @androidzaurus が拾ってくれて、 @katzkawai にお世話になることになった。 http://twitter.com/androidzaurus/status/5848321300

キャラバンって、福岡では、ばりかた勉強会にお世話になったし、神戸ではセキュメロなど、それぞれの地域のコミュニティに大変お世話になっている。キャンプとかキャラバンって、独立行政法人情報処理推進機構の主催、経済産業省の共催なので、どっかお役所仕事的な印象があるかもしれないが、現場は全然そんなことはなくて、講師、事務局の福井さんの情熱と、各地域のボランティア、そして参加して頂いた人々によってささえられている。

何か、きっちりとした仕組みとかがあるわけではなく、常に試行錯誤で毎回チューニングしながら開催しているのが実状である。

お上がすべて企画して、我々がその指令の元動いているとか言うことではなく、企画運営その他、すべて事務局、講師、各地のボランティアの活動に依存している。もちろん、諸経費はわれわれの税金から出ているのであるけど、今回も河合さんのご尽力で会場の提供だけではなく、ボランティアスタッフの募集、そして当日、多くのボランティアの皆さんにお手伝いをいただた。本当に手作りの活動である。一人一人の皆さんとは十分お話しすることができなかったが、ここに記して御礼の言葉としたい。

恒例のQ&Aコーナの後、名古屋近辺のコミュニティアピールの時間があり、10を越えるコミュニティの紹介があった。名古屋の勉強会熱いな。

コミュニティによる活動というのが少しずつ日本という地域でも根づいている実感がある。そーゆーコミュニティ力がある人々によってキャラバンが支えられていると思うと、希望がわいてくる。われわれの税金を使ってやる事業なのだから、多くの人々によって理解され支えられる必要がある。お上がやっているのではなく、自分たちがやっているという認識。そして、そのような活動が自分たちや社会にとって必要なものだという感覚。

まあ、それほど大げさな話ではなく、好きだからやる、楽しいからやる、それが結果として自分だけではなくまわりも幸せにするし、コミュニティも幸せにするし、ひいては、社会もよくするというような感覚である。

若い人を社会としてどのように励まして行くのか。

わたしはプログラマとして、プログラムを書く若者を少しでも増やしたいという野望の元、自分ができることを自分ができる範囲で行う。それに賛同する人が少しずつ集まって、自分ができる範囲で協力してくれる。そのような輪っかが少しずつ広がる。

時間や手間暇はかかる。だけど、そーゆー活動の積み重ねが自分を変え、人を動かし、社会を変えていくような気がしている。

キャンプとかキャラバンみたいな活動は、そーゆー感覚に賛同して頂いた人々の善意によって作られているということを知っていただきたたく、記した。