未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

楽天テクノロジーカンファレンスのみどころ(その1) #rakutentech

楽天テクノロジーカンファレンスのみどころをまとめてみた。http://tech.rakuten.co.jp/rtc2012/session.html
登録は、 https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dFMxZkc3dmpzbTZqNHFFTW5oZm1CbFE6MA#gid=0

川口(id:wayaguchi)さんによる楽天テクノロジーカンファレンス紹介は http://d.hatena.ne.jp/wayaguchi/20121001/1349030138 を参照。

英語化、グローバル化関連のセッション

Englishnization and Engineering - How Rakuten Supports Engineers - Kyle Yee, Kazumi Koizumi, Eiji Shinohara

この2年楽天にとって最も物議を醸したプロジェクトと言っても過言ではない。社外からの賛否両論が激しかったプロジェクトである。そのプロジェクトリーダ(Kyle Yee)が、英語化の目的、社内でどのように導入・推進していったかを語る。社内広報の立場から英語化の推進を行った小泉が、どのように英語化を盛り上げていったか、社内の空気がどのようだったか、そして開発部エンジニアの篠原は、自身の経験から英語化をどのように捉えたか、どのように英語を学んでいって仕事に活かしていったかなどを語る。

現場のエンジニアが英語化をどう捉えたのか等身大の姿がそこにあると思う。

Rakuten's Global Experience Program - Rakuten Samurais go abroad - Hajime Masuda, Hiroko Nozawa, Daisuke Kusaka and Hideaki Konishi

グローバル化推進の一環として、エンジニアを短期間(数ヶ月程度)、海外子会社へ派遣し研修を行うプログラムがGlobal Experience Programである。現地のエンジニアと一緒にプロジェクトを行うことを通して、最新技術動向を得るだけではなく、日本とは違ったコンテキストの働き方、文化などを学ぶ。

Global Experience Programに参加したエンジニアなどによるプレゼンテーション。

「職業は武装解除」Rumiko Seya(Japan Center for Conflict Prevention)

最も異色なセッションが瀬谷さんのセッションだ。想像もつかない。紛争地域に出向き、武装解除の専門家として活躍される瀬谷さんがどのように世界と渡り合っているのか。

すべてのセッションは英語。通訳はつかない。

昨年の楽天テクノロジーカンファレンスも英語のセッションはあったが、全てではなかった。今年はすべて英語である。通訳はつかない。

コンテンツがどんなに優れていても理解できなかったら宝の持ち腐れである。一方で、海外に出なくても、海外のカンファレンスと同じような雰囲気が味わえる。海外のカンファレンスでは普通通訳はつかない。ここは日本なので電車に乗るのも楽天タワーに来るのも苦労はないし、別に英語が出来なくても死にはしない。

賛否両論あると思うが、ただで英語が学べて海外のカンファレンスに参加できると思えば、こんな素敵なチャンスはなかなかない。ノーリスク・ハイリターンである。勉強会の進化系と言っても過言ではない。

海外から招聘したアジャイルのJeff PattonやCloudFoundry の Derek Collison と直にお話するチャンスもある。

英語は使わなければ使えるようになれない。そのまたとない機会が楽天テクノロジーカンファレンスにはある。

奮って、参加してほしい。できれば、英語で質問をしてほしい。話はそれからだ。