冷たくても、冷たくなくても、神はここにいるの謎
1Q84を読んだ。その中でとっても印象に残った「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる」というフレーズはなんなんだろう。
第三巻、第25章(牛河)「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる」
心理学者のカール・ユングの言葉らしい。この印象的な言葉が、タマルと牛河の間でなされる。
ぐぐってみると、この言葉の原文はラテン語のVocatus atque non vocatus deus aderitで英語の直訳は Called or not called, the God will be there. というような感じらしい。呼ばれようとも、呼ばれなくとも、神はここにいるというようなことである。
「呼ばれる〜」と「冷たくても〜」では随分印象が違う訳になっているのだけど、これって、"Called"と"Cold"をかけたってことではあるまいか(笑)。
おいおい、村上春樹に一杯食わされたね。
英訳版の1Q84を読んで「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる」、"Cold or not, God is present"は誤訳じゃないかと言っている人がいるけど、それは誤訳ではなくて、日本語がそうなっていて、意図して、そのようにしたということなんだなぁ。
http://chazzw.wordpress.com/2011/11/13/more-of-the-things-you-learn-in-books/
村上春樹の小説は英語に訳されることを前提にトリックを仕掛けられているということなんじゃないすかね?ふーむ。
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