未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

コミュニティについて考えた

EGMフォーラムというコミュニティがあって月に一回くらいあーでもないこーでもないとお話をしてくる。元々は社内SNSみたいなものの運営者が集まって、社内コミュニティの運営などについて議論をしていたらしいのだが、最近はなんでもかんでもコミュニティにひも付けて雑談なんだか議論なんだかよくわからないような感じですごしている。

狭い意味でのコミュニティというのは地域コミュニティをさす場合が多い。津波で街が流され避難所生活を余儀なくされコミュニティが崩壊したというようなときのコミュニティは地域コミュニティをさす。

町内会なんかは地域コミュニティだ。地域のコミュニティの中にはお寺とか教会なんかも入るかもしれない。世界各国にある日本人会は、日本人という属性を持つ地域コミュニティになる。

組織を軸としたコミュニティというのも考えられる。職場の同期とか、学校などもそれにあたりそうだ。同窓会などは、同じ学校を出たものたちが時間を超えて集う場所になる。初対面の人なのに同じ学校出身ということがわかったりすると歳が離れていても急に親しみがわいたりするから不思議だ。

小学校中学校などは地域コミュニティと重なる部分も多いが大学などになると全国から集まって来たりするので同窓という感じになる。ハーバードビジネススクール(HBS)の卒業生なんかはとんでもないネットワークがありそうだ(よくは知らないけど)。慶應義塾を卒業した人々は三田会という同窓会組織に属する。地域や職場毎に三田会があったりする。

OBと言えば、退役軍人のコミュニティというのもありそうだ。戦友会で同期の桜とかありそうだ。出身などが違っても、ある時たまたま同じ部隊にいて生死をともにした人々のつながりというのは濃そうな感じはする。

地域でも組織でもないところでいうと、趣味、興味のコミュニティがある。同好会とかサークルとかクラブみたいなものだ。タレントのファンクラブなんかもコミュニティだ。

ITの場合、ユーザグループや開発コミュニティなどもある。

ネットワークを利用して地域的な制約なしでコミュニケーションをする。オフラインとオンラインでの活動が行われる。

人が集まればコミュニティになる。そしてそのコミュニティには様々な形態がある。

どのような形式を持つのか、構成要員はどのような人なのか、そのコミュニティの目的、設立の経緯はなんなのか、歴史や活動はどうなっているのか、どのように運営されているのか、組織構造はどうなっているのか、どのような価値を創造しているのか、課題はなんなのか。などなど様々な視点から検討すると面白いと思った。コミュニティの動作原理が理解できれば、よりよいコミュニティ運営ができるようになって、みんながハッピーになれるのではないか。だからこそ検討する価値がある。

というようなことをあれやこれや議論していたのだが、それはそれで結構なのだがそれよりも、奥さんとか旦那さんと仲良くやることのほうが重要だしもっとも難しいんじゃないかというような話になって、まあそーだよねという結論になった。

その他、ダイバーシティーとか、男脳・女脳がどーだこーだという話もあり、いろいろ勉強になった。