未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

村上式シンプル英語勉強法を読んだ

【教育シンポジウム】「グローバル人材育成に必要な英語教育とは?」 - 未来のいつか/hyoshiokの日記で村上さんのお話を聞いて、それに影響されて村上式シンプル英語勉強法―使える英語を、本気で身につけるを図書館で借りて来て読んだ。

実にシンプルな英語力の獲得方法が書かれている。英語を「読む」、「(単語を)覚える」、「聴く」、「書く」、「話す」ことについての訓練法を紹介している。

英語を読むために300万語(小説30冊、ノンフィクション15冊相当)を読む。読むときは息継ぎをしない。単語をいちいち調べない。
英語を覚える。語彙1万語。毎日1万語を「眺める」。毎日眺めるのがポイント。
英語を聴く。トータル1000時間、毎日1時間で3年聴きまくる。筋トレ感覚。
英語を書く。「英作文」ではなく「英借文」。使えそうな英文をストックして借りる(借文する)。ブラインドタッチを身につける。
英語を話す。「あいさつ」、「依頼」、「質問」、「意思表現」、「相手の意向を聞く」の基本表現を覚える。自分の関心事で100の英文を英借文して丸暗記する。

どれもこれも具体的なトレーニング方法を述べている。実践すれば英語を使えるようになる。村上さんはそうやって英語を身に付けた。

英語の先生によって書かれた本ではなく、英語を仕事で使わざるを得ない「生徒」によって書かれた本である。ひたすら具体的なトレーニング方法が記されている。やるかやらないかは自分次第。身もふたもない学習方法である。自転車に乗れるようになるまでの練習方法みたいなものである。ちょっとしたコツと練習法。

Show and Tellの例文を100個作って丸暗記は、すぐにでも使える。LTの司会のチョットしたフレーズを100個準備しておけば、英語で流暢に司会できそうな気がする。反射神経、すぐさま気の利いたことなどすぐ出てこない。そのために、せっせと100個ストックしておく。

というわけで、ちょっと試してみようと思った。