未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

東海道五十三次(その6)。箱根から三島まであるいた。

東海道五十三次シリーズ。

前回は、小田原から元箱根まで行ったので、今回は箱根湯本からバスに乗って、甘酒茶屋まで行って、そこから石畳を歩いて元箱根、箱根関所、そして箱根峠の西側を三島まで歩いた。距離的には20キロ弱なので、それほどたいへんな感じはしない。ただ、下り坂なので足に来る。


小田原でJRから箱根登山鉄道に乗り換える。


箱根湯本駅まで来た。

ここからバスで旧街道経由で元箱根行きに乗り換える。元箱根行きは箱根新道経由もあるので注意が必要。旧街道(前回徒歩で歩いたところ)のバスに乗って、甘酒茶屋まで一気に行く。前回徒歩で三時間くらいかかったところが30分弱で到着する。


バスの中。

石畳が始まる。石畳は大小さまざまな石が敷き詰められていて、歩きにくい。結構すべる。

看板には芦ノ湖が見えると書かれているが見えなかった。


芦ノ湖に到着。石畳の入り口から30分くらい。坂はそれほど急ではなく、途中から下りになる。

立派な杉並木が続いている。

箱根の関所。資料館と込みで入場料500円。通行手形だ。

関所の見張り場所からの風景。

箱根関所から三島までの間に昼飯を食えるところがなさそうだったので、早めの昼食を取る。そば。

12時前に出発。前半ゆっくりしすぎた感じである。

箱根峠の西側は、ところどころが石畳が整備されていて、標識に従って歩いていくと三島につく。国道一号線をショートカットするような感じの遊歩道になっている。途中、歩いている人が少ないのか草ぼうぼうなところもあるが、道に迷うことは少ない。

持参したNexus7の調子が微妙に悪くて写真があまりとれなかった。(なぜだかわからないけど)暑いところで利用していたからなのかなあ。

それはともかく、写真はなくてもいろいろ印象深いところが多かったので、忘れないうちに記録しておく。
箱根峠は、学生時代、バイクに乗っていたのでよく来た。というか、箱根はバイク乗りの聖地だ。徒歩で下るのは初めてだ。芦ノ湖カントリークラブの横を通って、おりていく。山中新田、接待茶屋一里塚。山中城跡の売店で一休み。富士見の休憩所で「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き」という芭蕉の句があった。富士山が見えないのはわたしも一緒だ。仲間である。こわめし坂という急坂があって、これはヤバいなあという急坂で、昔はもっと急だったらしい。写真で撮っても急坂のイメージがお伝えできない気がする。公民館やら普通の民家のわきをずんずんおりていく。自販機でスタミナドリンクみたいなものを買う。自分のイメージしていたものと微妙に違う。自動車道路建設現場を通り過ぎる。日本一の吊り橋を作っているというふれこみである。伊豆フルーツパークの脇を通り、錦田一里塚。東海道線踏切をわたる。踏切の中で線路をみると遠くまで一直線だった。ロードムービーのシーンのようだ。東海道五十三次も自分にとってのロードムービーだと思った。


17時頃、三島に到着し、極楽湯*1という温泉で汗を流し、安政三年(1856年)創業、桜屋*2で鰻をいただく。大人気店で、行列が出来ていた。18時20分ころについて、20分ほど待ってお座敷(二階)に通された。


待ち時間の間に、うざくをいただきつつビールを飲む。


うな重、2枚重ね。柔らかくて美味しかった。

三島広小路の駅から帰る。
JR東海道線は熱海で接続。若干遅れたために3番線に乗り換えるために微妙にダッシュする必要があった。

藤沢から三島まで。

宿場名 現在の住所 日本橋からの距離 次の宿場までの距離
藤沢 神奈川県藤沢市 12里18町(49.1km) 3.5里(13.7km)
平塚 神奈川県平塚市 16里(62.8km) 27町(2.9km)
大磯 神奈川県中郡大磯町 16里27町(65.8km) 4里(15.7km)
小田原 神奈川県小田原市 20里27町(81.5km) 4里8町(16.6km)
箱根 神奈川県足柄下郡箱根町 24里35町(98.1km) 3里28町(14.8km)
三島 静岡県三島市 28里27町(112.9km) 1.5里(5.9km)

東海道53次距離表 || 350ml.netより

箱根~三島を歩く(東海道) - 旧街道ウォーキング - 人力は街道を歩くときの地図として便利だ。
途中WiMaxが通じなかったのでGPS地図があまりやくにたたなかった。