未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

バッタ博士の話を聞いた。

バッタの研究家の前野ウルド浩太郎著の「孤独なバッタが群れる時」は凄い本だ。日記にも書いた。*1

そのバッタ博士の話を聞く機会があった。バッタというか昆虫というか蟲と言う蟲をこよなく愛す前野ウルド浩太郎さんというエキストリームな存在。

はてな日記も書いている。http://d.hatena.ne.jp/otokomaeno/
https://twitter.com/otokomaeno175

アフリカでしばしば大発生し、農作物に深刻な被害を及ぼすサバクトビバッタ。防除のために巨額の費用が投じられているが、未だに根本的な解決策は見出されていない。その謎に包まれた生態を調査するため、単身、西アフリカ・モーリタニアに渡った日本人がいる。「愛するものの暴走を止めたい」と語る、野生のサバクトビバッタ研究者、前野ウルド浩太郎、その人である。
サバクトビバッタを追って | ドキュメンタリー | K.U.RESEARCH

実験室ではなくアフリカの大地で野外研究を行う。人類はバッタのことを知らなすぎる。その問題意識が彼を駆り立てる。

バッタは群れると害虫になる。作物を食べ荒らす。人類に甚大な被害を及ぼす。にもかかわらず人類はバッタのことを知らなすぎる。バッタはどこで生まれてどこに行くのか。なぜ大量発生するのか。そのメカニズムが分かれば大量発生を防げるかもしれない。

そのために実験室ではなくアフリカの大地に行く必要がある。バッタがそこにいるからである。

バッタと人類はどこかで折り合いをつけるのだろうか。そんなことを考えながらお話を聞いた。

第1回 バッタ博士とモーリタニアの砂漠でバッタにまみれる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト