未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

#ingress what is a difference between blue and green?

IngressというGoogle が作ったゲームが微妙に生活に侵入して来ている。日頃ビデオゲームの類いはやらないのだけど、なぜか、この一月くらい、はまっている。*1
Ingress Intel Map

ゲームは緑と青のチームに属することから始める。一度、どちらかに入ると変更はできない。
地図の緑と青のポイント(ポータルという)を攻略していって線を結び三角形(コントロールフィールド:CFという)作って行く。その面積の大きさがチームの得点になる。ポータルまで歩いて行ってクリック(ハックという)しないことには、ゲームは進行しない。そのため、地図上でポータルを探して、そこまで歩いてハックする。スマホGPSを使ってのゲームである。

ひたすらポータルをハックしてリンクをはってCFを構築して行く。ポータルをハックするといろいろなアイテムをゲットできる。攻撃用のアイテムであったり防御用のアイテムであったりする。それを集めて、敵のポータルを破壊して自チーム陣地にしたり、それを延々と繰り返す。朝、自チームだったのが、昼には相手側の陣地になったりする。

ハックを繰り返してCFを作って行くと、それぞれポイント(APと呼ぶ)がたまっていって、APごとにレベルがあがって行く。最初のうちは攻撃力が弱いのでなかなか進まないのでひたすらポータルをハックしていく。ずんずん歩く。そのうちレベルがあがってCFを作って、さらにレベルアップしていく。レベル8までは、そのようにしてレベルアップしていく。

レベル8以降はAPをためるだけではレベルアップをしない。ハックした回数、構築したポータルの数、リンクの数、作成したCFの数などなど、様々な要素についてレベルアップが求められる。それらをバランスよく作って行く必要がある。

会社の行き帰りに地道にポータルをクリックするだけだと、訪問したユニークなポータルが増えないので、時々、未開の地に行く必要がある。相手方のポータルの攻略もユニーク数を増やすために地元以外にも遠征しないといけない。

ひたすら歩くので健康にもいい。

Googleは世界中のユーザーからリアルタイムで位置情報を収集しているので、ポータル情報がどんどん集まり精密になっていく。ゲームプレイヤーは知らず知らずのうちに世界規模の地図作製に関わっていることになる。ユーザーはどのくらいなのかはわからないけど、おそらく数百万の単位でいると思う。アクティブなユーザーが日本でも数万人から数十万人いるとすると、日本の名所旧跡だけじゃなくて郵便局とかちょっとした街のオブジェの情報とかがすごい勢いで収集されていく。

Ingress Intel Map

上記の地図で地元の状況を見てみてほしい。おそらく多くのポータルがそこにあるはずである。Ingressの世界は自分が見ているものと違うことを認識する。

ゲームとしてもおもしろいけど、散歩をするだけではなく、歩く人を情報収集のデバイスにしたGoogleというのもすごい会社だと思ったり思わなかったり。