未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

enPiT PBL 7週目

週に一回の全体会議も今週で7回目だ。全部で11回あるので、後半に突入と言う感じである。
今週やったこと、デモ、来週やること、課題などを12分で情報共有して、フィードバックを得る。PBI (Product Backlog Item)を見せながら、今週このPBIをdoneにしました、デモやりますー。というリズムだ。グループワークなので、ソースコードGithubで行いデプロイはHerokuを使う。
Demo or Dieなので、ともかくなんでもいいから動くものを毎週作り続ける。
今週になってエレベータピッチを書き換えてくるチームが複数あった。プロダクトを作っているうちに、チーム内で作っているものに対するコンセンサスが取れていないことに気がついて、じっくり話し合った結果、作るものをプロジェクト期間中に変更する。これはすごいことである。
単に言われたものを作ると言う演習ではなくて、自分たちが企画したソフトウェア製品を作る演習なので、途中で方向転換もありうるというのを経験するわけだ。実際のプロダクト開発の現場ではよくあることである。
これは作ってみないことにはわからない。ユーザを見つけてフィードバックを得てみると、どうも違うと言うのが徐々に分かってくる。
そのためには、早い段階での作って見せるという行為が本質的に重要になる。これこそが計画重視で最初にあれやこれやをじっくり考えて最後に製品をどーんと作るアプローチと対極である。
Done is better than perfectである。
口を酸っぱくして、念仏のようにDone is better than perfectと言うのだけど、まだちょっと完成していないので見せられませんという口上を何度も聞く。タスクを小さくしてなんでもいいから見せてよと言い続ける。index.htmlを作ってそこに写真を載せるだけでも全く印象違う。
まあ、そんなこんななのであるが、今日のデモがlocalhostでやっているグループがあったので、だめだしをした。実質一人がコーディングをしているとしても、githubソースコードを突っ込んで誰からもいつでも利用できるようにするというのが原理原則であるからだ。この演習はそれを経験するのが目的の一つなので、それを行わないとなると演習の意味がなくなる。
受講生は社会人がほとんどなのでグループで全員集まって作業するのがなかなか大変だ。その中でモチベーションを保ちながらPBLに参加されている人々には深い敬意を払いたい。すごいことだと思う。

今週やったことの説明やデモを行う。

こんな感じの教室である。

PBI を確認している。