未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

日本の大学には社会人学生がほとんどいない

OECDの調査などによると、OECD諸国に比べて日本の大学には社会人学生がほとんどいない。
25歳以上の学士課程への入学者の割合(国際比較)

  • 諸外国は25歳以上の入学者の割合が平均約2割に達し、社会人学生も相当数含まれる一方、日本の社会人学生比率は約2%であり、大きな差があると推定される。

社会人が学びやすい社会を作ることによって、様々なメリットが生じるのではないかと思う。
経済的なメリットだけではなく、専門的な知識を獲得することによって仕事の幅が広がったり、より豊かな(経済的にも精神的にも)生活をおくれるようになり、人生が充実する。様々な人が同じ場で学ぶことによって学生自身にも得られるものが多いのではないだろうか。
産業技術大学院大学やビジネスブレークスルー大学で教える機会を持っているが、社会人学生の学びのモチベーションは素晴らしいと思う。そのような人が少しでも増えてくれば、世の中は随分変わると思う。