未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

言葉にできるは武器になる、梅田悟司著、濫読日記風、その43

「言葉にできる」は武器になる。を読んだ。

タイトルがいい。「言葉にできない」ことは「考えていない」のと同じである。外に向かう言葉だけではなく、内なる言葉に目を向ける。それが考えるということだ。著者はそう主張する。

自分の考えを広げたり奥行きを持たせるために「内なる言葉」の存在を意識することが絶対不可欠である。(5ページ)

1章「内なる言葉」と向き合う、2章正しく考えを深める「思考サイクル」、3章プロが行う「言葉にするプロセス」

2章で具体的な思考サイクルをステップごとに分解して紹介している。思考を深めるために、「自分との会議時間を確保する」必要がある。(135ページ)

内なる言葉と向き合う時間を「自分との会議時間」と定義し、1週間に数回確保するようにしている。(136ページ)

考えを言葉にする実践的なプロセスが示されている。それを参考に言葉にしてみる練習をすればいい。いうのは簡単だがやるのは難しいけど、その方法が明示的に本書で示されているので、あとは練習のみである。

自分にはその練習が足りていないのだろうなあと感じた。日記を書いて少しは練習をしようと思った。


濫読日記風