2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
東大総長の平成30年度卒業式告辞で見田宗介の名前を知り「まなざしの地獄」とともに読んだ。本書は「脱高度成長期」をむかえた現代社会がどこに向かうのかを正面切ってとりあげている。 指数関数的な経済成長というのがありえないということを我々はすでに知…
ヘレン・ケラー自伝である。自伝といえば生涯の最期の頃に書かれることが通例だが、本書は彼女の20代前半で書かれた。 第四章でサリバン先生との出会いが書かれている(31ページ)。1887年、7歳の誕生日の三ヶ月前である。そしてサリバン先生も盲人(手術に…