未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ノイマン・ゲーデル・チューリング、読了

ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書)を読んだ。ノイマン(1903/12/28-1957/02/08)、ゲーデル(1906/04/28-1978/01/14)、チューリング(1912/06/23-1954/06/07)の一般向け講演・著作の翻訳と解題・解説からなる。ノイマンは数学だけではなく様々…

バッタ博士の新著、バッタを倒しにアフリカへ、読了

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)を読んだ。バッタの研究家の前野ウルド浩太郎著の「孤独なバッタが群れる時」は凄い本だ。日記にも書いたし、講演を聞きにも行った。 *1 *2そして本書は、前著にも劣らぬ熱い本だ。バッタに全身全霊をかけている。著者…

心・脳・科学、サール著、読了

心・脳・科学 (岩波人文書セレクション)を読んだ。言っていることはシンプル単純なことなんだけど、理解が全然追いついていない。ちんぷんかんぷんだ。 コンピュータと心に関する哲学書だ。哲学者サールが1984年に行ったリース記念講演を元に記されている。*…

濫読日記風、その10

ブルーバックス2000番記念冊子を本屋で見つけた。ブルーバックスは2017年に、創刊から55年目を迎え、刊行点数2000点を達成した。科学技術とブルーバックス2000冊のあゆみという副題を持つ本書はブルーバックスの格好なガイドになっている。中高生のころ…

濫読日記風、その9

数学と仲良くなりたい。数学と和解したい。中学校くらいまでは数学と仲良しだった。それがいつの間にかに苦手になった。それはいつの頃からなのか。何度となく取り上げている、「虚数の情緒―中学生からの全方位独学法」である。中学生レベルの数学の知識で、…

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭、読了

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭を読んだ。備忘録として記しておく。「資本主義は今、後継を生み出してつつある。それは協同型(コラボレーティブ)コモンズで展開される、共有型経済(シェアリングエコノミー)だ。共有型経済…

濫読日記風、その8

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系 ―SWEBOK V3.0―。読了 目次と項目にざっと目を通した。訳文が若干こなれていないような印象を持った。原文はIEEEの著作権のもとで無償で公開されている。https://www.computer.org/web/swebok/v3伝統的なソフトウェ…

モモ。読了

森の読書会で紹介されていたのをきっかけにモモ (岩波少年文庫(127))を読んだ。児童書ということなのだが忙しい大人に読んでほしい一冊だ。というか自分が読んで感銘を受けた。町はずれの円形劇場あとに住む不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いて…