未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

世界の美しい図書館、濫読日記風、その23

文字通り「世界の美しい図書館」を100館集めた。日本の図書館も入っている。図書館の写真を眺めていると旅に出たくなる。その図書館で時を忘れて過ごしたい。目的もなくともかくぶらぶらと書庫を回ってみる。素敵だ。この9月に、「大人のきっぷ」を使って、…

タイムスリップ・コンビナート、笙野頼子著、濫読日記風、その22

笙野頼子の作品を初めて読んだ。なにこれ、面白い。タイムスリップ・コンビナートマグロと恋愛をする夢を見て悩んでいたある日、主人公に当のマグロから電話がかかってきたところから話が始まる。ともかくどこかへ出掛けろとしつこく言われ、結局(JR鶴見線…

「エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告」と「アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男」を読んだ、濫読日記風、その21

「エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告【新版】」と「アイヒマン調書――ホロコーストを可能にした男 (岩波現代文庫)」を読んだナチスによるユダヤ人虐殺のキーマン、親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン。1960年に拘束後、8ヶ月、275時間にわたる尋…

エリック・ホッファー自伝ー構想された真実、エリック・ホッファー著、読了、濫読日記風、その20

エリック・ホッファー自伝―構想された真実を読んだ。エリック・ホッファーという人について全く知識なく自伝を読んだ。面白かった。彼は1902年にドイツ系移民として生まれ、7歳で失明し、15歳の時視力回復する。正規の学校教育を受けていない。日雇い労働で…

カラマーゾフの兄弟を再読した、濫読日記風、その19

ドストエフスキーの読書会の最後の課題本が「カラマーゾフの兄弟」で、課題的には一回読了している*1ので特に問題(?!)はないのだけど、なんとなく再読するくらいの勢いがないといけないのではないかと思い新潮文庫版(原卓也訳)で飛ばし読みをした。そ…

論理トレーニング101題、野矢茂樹著、読了、濫読日記風、その18

スゴ本の中の人が選んだ、1万円で“一生モノの教養”を身につけるための5冊 - マネ会に出ていた、論理トレーニング101題を読んだ。この5冊はどれもすごくて一生モノの教養を身につけるというのはまさにその通りだと思う。知人が早速、「論理トレーニング101題…

ドストエフスキーをいろいろと読んだ、濫読日記風、その17

世界近代小説五十選、文学入門、桑原武夫著、(1963年改版)、濫読日記風、その16 - 未来のいつか/hyoshiokの日記で紹介した読書リストから、最初に罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)を読んでみた。ドストエフスキーは名前は聞いたことはあるけど、まるっきり…

世界近代小説五十選、文学入門、桑原武夫著、(1963年改版)、濫読日記風、その16

文学入門 (岩波新書 青版)がスゴ本だというのは、 超ソロ社会、平田オリザさん、文学入門など、読了、濫読日記風、その15 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 で紹介した。その世界近代小説五十選を参考までに載せておく。この本を読んだ時点で五十選のただ一つ…