未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

本棚

hyoshiok2004-10-16

孤高の挑戦者たち ISBN:453209304X
梅田望夫・英語で読むITトレンド http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001740.html で、今北純一が紹介されている。奥付をみると昭和58年2月25日。わたしがそれを読んだのは修士2年の春である。何度かの引越しの度に大量な書籍を処分してきたがその中で20年以上の歳月を越え生き延びた至高の一冊である。わたしの本棚の一番いい場所に鎮座している。
とてつもない衝撃を受けた事を覚えている。プロフェッショナルというものの凄みを感じた覚えがある。すっかり黄ばんでしみもついた本を再び開いた。ところどころに書き込みがあり印象深かったページの耳は折れている。

おまけのおまけ (10/18の追記)

本日の梅田望夫・英語で読むITトレンド http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001750.html インターネットが埋もれた名作を掘り起こす でも取り上げてもらった。若干梅田興奮気味(笑) 復刊ドットコムhttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=26424 のエントリも誰かが作ってくれたので、復刊を望む皆さん、投票しよう。

私は、彼らとの出会いをどうしても書きとどめておきたかった。それは個人の日記という意味においてではない。自己に対する挑戦とは、決して格好のいい事ではなく、何度もキズつきそして泥まみれになる事であり、そこにはどんなプロフェッショナルも避けては通る事の出来ない「這い上がりのプロセス」がある。そしてこの「這い上がりのプロセス」というレンズを通して見る限り、そこには国籍の境界線はない。その発見の喜びを記すためにである。