山手線に新駅が出来る話
JR東日本が山手線(やまのてせん)の品川と田町の間に新駅を作るというニュースが出ていた。ずいぶん昔から取りざたされていたのが正式に発表された。
新駅が出来るパターンというのは、山手線に新駅ができる本当の理由 (メディアファクトリー新書)によれば、
- 地元住民の要望によるもの
- 大規模施設の新設にともなうもの
- 沿線開発のために作られたもの
- 乗り換えの利便性をはかるために作られたもの
- 路線の分岐や新規開発にともないつくられたもの
- 乗客獲得競争のためにつくられたもの
- 廃止される駅の代替駅としてつくられたもの
というパターンがあるらしい。
山手線の最後の新駅の西日暮里駅は、乗り換えの利便性をはかるためにつくられたもので、横須賀線・湘南新宿ラインの武蔵小杉駅はJRが乗客獲得競争のためにしかけたものになっている。
その意味で、今回の品川と田町の間に作る駅は、上記のどれにもあたらないそうである。
2020年の東京オリンピックまでに新駅を作って大きな経済効果を期待するという感じである。
いま29駅あるのが、一つ増えて30駅になる。ところで、山手線29駅を空で言えるか?(山手線ゲーム)
ということで、今週末、山手線を歩いて一周してみたいと思うーー。12時間くらいかかりそうなのであるが、天気予報によると降水確率が80パーセントくらいで、ちょっといかんなという感じである。
ちなみに、山手線を品川駅から内回りでいくと、田町、浜松町、新橋、有楽町、東京、神田、秋葉原、御徒町、上野、鴬谷、日暮里、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚、池袋、目白、高田馬場、新大久保、新宿、代々木、原宿、渋谷、恵比寿、目黒、五反田、大崎になる。