未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

トラブルシューティング

まったく未知の領域のトラブルに遭遇することがある。誰かが既に遭遇しているかもしれないが自分にとっての未知というのはしょっちゅう遭遇したりする。そのような壁にぶつかって、うんうん額に汗しながらあるいは脂汗をかきながら最終的にはどうにかこうにか解決策を見出して、あ〜すっきりという瞬間がある。このあ〜すっきりの瞬間というのは自分の中になにかの変化を生じさせて次に何か似たようなパターンを経験すると、そのあ〜すっきりの記憶が鮮やかによみがえって、簡単に対処できるようになる。技術者としての引出しが増えて経験値が上がるという事である。

バグフィックスという観点で言うと、一つのバグは似たようなバグを誘発していることが多いので(プログラムをコピー&ペーストすればバグもコピペされてしまう)、一つバグを見つけたら根こそぎ同様なバグを修正しろということになる。*1

会社のブログで「頭に豆電球がともる瞬間」というのを書いたが、これは知識の量の勝負ではなくて、頭にどれだけ豆電球をともしたかの勝負になる。自分の頭で汗をかきかきうんうん唸った経験値の勝負になる。このような経験は年齢に関係なくむしろ歳を重ねた分だけ若い人より有利になる(歳をとっても自分の頭で考えないと錆びちゃうけどね)。

トラブルシューティングを体力勝負ではなくて知的なパズルという領域にすれば年齢はさほど関係なくなる。

*1:id:hyoshiok:20051226#p1 FOFA -- Find Once Fix Allの原則