PHPカンファレンス

昨日はPHPカンファレンス2006(http://www.php.gr.jp/seminar/20060819/)だったのだが、会社のつり部のイベントに参加していたため参加できませんでした。orz。
それはともかく、PHP6においてはUTF16採用とか非常に重要な議論がされたみたいだが、ぜひその議論に加わりたかった。
レガシーエンコーディングプロジェクト(http://legacy-encoding.sourceforge.jp/wiki/)で各種OSSのコード変換ルーチンを横断的に眺めてハックしたわけだが（成果報告は９月にはいってから行ないます）、実に様々な実装があり勉強になった。OSSコミュニティの横の連絡というか実装レベルでのノウハウの共有がまったくなされていないという実感を強く持った。
文字コードは日本の伝統芸能((c)まつもとゆきひろ）みたいなものだが、あまりに歴史的経緯だ、諸般の事情だ、みたいな事柄が満載で、地雷原を無防備に歩くようなものだから誰かが一念発起して、地雷の除去について国際的な連携をとりつつ世論を高めていかないといけない。
今の時代Unicodeを否定するのはナンセンスだが、Unicodeを持ってくれば問題は解決するというのも能天気すぎる。Unicodeを前提とした実践的アプローチ（しかもサンプル実装付）を横展開することが重要である。
レガシーエンコーディングプロジェクトはその先駆けを目指している。
と偉そうなことを書いたが、自分の書いたパッチは相当しょぼいので最近凹み気味である。一段落してから、コードのリファクタリング、性能測定、評価、チューニングなどにいそしみたいと思う今日この頃である。