Internationalization をi18nと略す起源からオープンソースまで
会社のブログでInternationalization をi18nと略す起源について書いた。
それはともかく、
解くべき正しい問題を解決するには地域や組織の枠をこえた多くの人や組織とのコラボレーションが必須であることを、わたしはその経験から学んだ。それがわたしのオープンソースに対するコミットメントの原点にもなっている。
どうでもいいプチ蘊蓄、i18nの話/ユメのチカラ
ここで解くべき正しい問題とは、ソフトウェアを地域や文化に依存しないで世界中どこでも等しく利用できるようにする、後にソフトウェアの国際化として知られる問題である。
ソフトウェアの国際化という問題は単にソフトウェアの作りの問題だけではなく文字コードや、言語の問題も含み、文化的な側面等々様様な観点がある。例えば、日付を表示するのに、年月日という形式もあれば、日、月、年(ヨーロッパでよく利用される)、月、日、年(米国風)など様様なものがある。プログラムがどれか固定的なフォーマットを仮定していると、その他の地域にいった時、文化的な不具合を生じる。
ソフトウェアの国際化というのは上記のような様様な文化的多様性を許容するように実装することである。
そして、そのような大きな問題は一企業だけで解決できるものではなく文字通り世界中の人々との協力によってのみ解決できるのである。
わたしの技術者としての原点は地域や組織の枠を越えた多くの人々とのコラボレーションからきているのである。まさにオープンソースのようなところで育ててもらったのである。技術者としてそのような経験を積めたことは僥倖である。