未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

政務調査費

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070212k0000m010111000c.html

政務調査費:全国183億円 「領収書いらず」が7割

 「第二の議員報酬」とされる地方議員の政務調査費が今年度、47都道府県と15政令指定都市で総額約183億円に上ることが11日、毎日新聞の調査で分かった。このうち44自治体では現在、収支報告書に領収書添付が義務づけられておらず、約131億円が事実上ノーチェックで支出されていることも判明した。議員の審議能力向上のため導入されながらずさんな使いぶりが次々と明らかになっている政務調査費。巨額の税金が投入されながら、不透明ぶりを改めて示した形だ。政務調査費の扱いについては、統一地方選でも大きな争点となるため、緊急調査した。

領収書添付なしというのも凄い話だが、それを不思議ともなんとも思っていない議員というのも凄いなあ。そーゆー議員を選んでいるわれわれがナメラレテイルのだけど、地方議員というのをもう一度ちゃんとチェックした方がいいと思った。

 議員1人当たり換算で636万円が支給されている神奈川県議会。中村省司議長が今年1月の年頭記者会見で「どんな調査研究をしたかすべて明らかにすると議会活動に支障が出る。領収書を添付しても不正は起きている」と、領収書添付の義務付けはしない方針を強調した。

神奈川県民なので、びびっときてしまうのだが、中村議長大丈夫ですか、そんなこと言っていて。どんな調査研究をしたかをすべて明らかにすると議会活動に支障が出るってあなた。そーゆー活動をしなければいけない政治活動のほうがよっぽど不健全なんじゃないかなあ。

 議員の間には添付した領収書が公開されることに抵抗感は強い。栃木県議会の阿久津憲二議長も、「領収書添付を義務付けて公開したところで100%訴えられる。日ごろから後援会の人たちと会合や会食をしなければ次の選挙で勝てない。添付義務や公開の話をする前に、議員活動に必要なものは何なのか、まずそのあたりの議論を先に進めるべきだ」と漏らす。

あーた、公開したら100%訴えられるようなことやっていて恥ずかしくないのか。飲み食いに参加している有権者も終わっているな。多分、そーゆー人は対立候補の会合とかにも出て飲み食いしてるんだろうな。

公開しちゃいなさいよ>議員の皆さん

情報公開して判断を県民に委ねる。これWeb2.0的(笑

中村議長のホームページは下記なので皆さん励ましのお便りを書こう。http://www.s-nakamura.com/index.html

2月16日の追記:
中村議長にメールを書いたところ、2月14日に議会局総務課の岡崎さんから神奈川県議会議長 中村省司名義で返事をいただいた。ありがとうございます。
2月10日の神奈川新聞を引用する形で、2月15日から始まる定例会で検討組織を設置する見通し、とのこと。