勉強会勉強会に行って来た - 未来のいつか/hyoshiokの日記

DevLOVE関西主催の勉強会勉強会に行って来た。場所は楽天の大阪支社。

新幹線の中でスライドを作り、怒濤のがぶりよりという感じ。文字が多くなったのは、ネットで適当な写真を探すのが、新幹線の中では困難だったから。

コンテンツはほぼスクラッチから書き上げた。ネタは勉強会パターン。一人でパターンマイニングをするために、ノートに勉強会にまつわるあれやこれやを書きなぐり、それを一人反芻、シャドーボクシングして、膨らませて行った。

いろいろな勉強会がありうる、それをよりどころにいかにして自分の固定化した発想から外に出るかそれが大きな課題だった。

勉強会勉強会、DevLOVE関西 from Hiro Yoshioka

名前から考えた。ほげほげ勉強会、ほげほげ読書会あたりは普通だ。セミナーという名前の勉強会はちょっとかしこまっているような感じがする。講演と言うと、話す人と聞く人が別れていて、偉い先生のお話を参加者が聞くというイメージになる。カンファレンスというのは、複数の講演が一日とか半日つまっている感じだし、ワークショップは参加者がいろいろなことを実際手を動かして体験してみる、などなど。まだまだ名前という切り口でも広げられそうな気がした。

形式も同様にいろいろある。講演、セミナー形式からはじまり、ワークショップ、ワールドカフェ、みたいものから対談、鼎談、パネルディスカッション、サイン会、サイン会があるなら握手会もあってもいいような気がした。リアルにあうだけではなく、ネットを利用したものもいろいろ考えられる。

主催者、参加者、講演者などの役割、機能というのが明確に分離されているものから渾然一体な運営をされているものまで。

目的も、参加者目線、主催者目線、講演者目線、いろいろある。

開催場所も、どっか広いところと言えば、最終的には東京ドームで勉強会かなんかも面白いかもしれない。大きければいいのかw

開催頻度は定期的なものか不定期か、あるいは単発で終わるものとか。

コンテンツとしてどのようなものがあるのか。目的と表裏一体だから、知識の伝搬、共有を主体としたもの、スキルの獲得を主体としたもの、ネットワーキングを主体としたもの様々な形態がありうる。ここらへんのスライドが薄いのは、新幹線の中で、そろそろネタがつき始めたからである。コンテンツのバラエティーを広げて行けばいろいろ面白いことができそうな気がする。

そして、創造する価値である。勉強会では、どのような価値が創造されているのか。知識が生まれているのか。何が生まれているのか。一つのフレームワーク、考え方としてSECI(セキ)モデルをあげた。つまり暗黙知を形式知化し、さらにそれを実践することによって、新たな暗黙知を生み出し、それをさらに形式知化して、スパイラルに成長していく。

課題もいろいろ考えられる。参加者視点、開催者視点、講演者視点で考えてみた。この課題をいろいろ考えると、どんどん凹んでくるので苦しい。一人ワークショップのきついところだ。もう少し前に行きたい。勉強会で幸せになりたいと思いながら課題抽出をした。（笑）

勉強会の法則（よしおかの法則）

結局のところなんで勉強会に参加するのだろう、なんで勉強会を開催するのだろう、なんで勉強会で発表するのだろう。それを因数分解すれば、つまるところ勉強会のメリットが（開催｜参加｜発表）のコスト（心理的、物理的）を上回っているからに他ならない。それが逆だと、一回二回は持ち出しで開催できたとしても続かない。従って、戦略は、１）勉強会のメリットをいかに上げるか、２）勉強会のコストをいかに下げるかにつきる。左手上げて、右手下げる。

勉強会パターンは、勉強会の価値を向上させ、コストを下げるようなベストプラクティスを共有するということになる。

パターンランゲージを使って表現してみたい。それには、パターン名、問題点、そのコンテキスト、解決方法、アクションなどを簡潔に記して、みんなで利用する。