読書リスト、2013年上期
記録に残っていたので、2013年の前半の図書館で借りた読書リストも作ってみる。読書リスト、2013年下期 - 未来のいつか/hyoshiokの日記も合わせて参考にしてほしい。
- 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)、海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)。主人公・国岡鐵造のモデル、出光佐三(出光興産創業者)の生涯を描いた作品。面白かった。
- 「PULL」の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは「引く力」にある。時代はpushじゃなくてpullなんだな。
- MAKERS―21世紀の産業革命が始まる。「『ワイアード』US版編集長で世界的ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者クリス・アンダーソンが、新産業革命の最前線へと読者を誘う」21世紀の製造業はソフトだということがよくわかる一冊。
- 永遠の0 (講談社文庫)。零戦パイロットの話。史実には基づかないらしい。
- スタッキング可能。もう一度、読まないと…
- 完全なるチェス―天才ボビー・フィッシャーの生涯。ボビー・フィッシャーの数奇な運命。チェスの世界チャンピオンだった人の伝記だ。
- 学び続ける力 (講談社現代新書)。池上彰さんの著書。読みやすい。
- パイの物語(上) (竹書房文庫)、パイの物語(下) (竹書房文庫)。映画にもなったので、ご存知の人も多いかもしれない。遭難して避難用ボートに虎と一緒に乗るはめになった少年の物語。ファンタジーだな。
- 統計学が最強の学問である。
- コピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす。パクればいいんだよパクれば - 未来のいつか/hyoshiokの日記で感想を書いていた。
- IKEAモデル―なぜ世界に進出できたのか
- フリーダム。米国ミドルクラスの現代劇。良妻賢母のパティと良き夫ウォルター。家族の崩壊と復活の物語。ウォルターの親友の売れないロッカーがいい。面白かった。
- なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか―世界の先進企業に学ぶリーダー育成法
- 実践 反復型ソフトウェア開発。ソフトウェア製品での継続的インテグレーションの話。著者はマイクロソフトにいた。
- 人月の神話【新装版】。何度目か読み返す。
- 証言 班目春樹―原子力安全委員会は何を間違えたのか?。日記に書いていた。証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか? - 未来のいつか/hyoshiokの日記
このなかで一番印象に残っているのはコピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす、かなあ。イノベーションではなく、イミテーション(模倣)に焦点をあてているところが新しい。
「模倣者は自己満足にも陥りにくい。イノベーターやパイオニアは成功体験に縛られて、背後に迫り来る脅威を軽く見るようになってしまいがちだ。模倣者は先発者を追い越した自らの経験から、あとから追ってくる者たちを過剰なまで警戒し、防御をしっかり固める(12ページ)」
「イノベーションは熱狂を呼び起こすが、模倣は淡々と行われる(39ページ)」