未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

教場0、長岡弘樹著、濫読日記風、その27

教場0: 刑事指導官・風間公親を読んだ。

県警の刑事指導官・風間公親とその指導を仰ぐ新人刑事との物語。6話からなる。
第一話 仮面の軌跡、第二話 三枚の画廊の絵、第三話 ブロンズの墓穴、第四話 第四の終章、第五話 指輪のレクイエム、第六話 毒のある骸。
それぞれのエピソードは、初めから犯人が明らかになっていて、風間と新人刑事のコンビが、どのように犯人を追い詰めるかが焦点となる。それぞれに、巧みなトリックが仕込まれている。

印象に残ったのは、第五話。20歳年上の認知症の妻を殺害する夫。最後が切なかった。


濫読日記風