未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

人材のプール

恐いんですけど http://1470.net/mm/mylist.html/29?date=2005-02-24 より

「同業他社は競合であることは間違いないが一方でプログラマという人材を共有しているコミュニティでもある。」って考えはこの業界じゃないところでも当てはまると思う。わかりやすいのが野球界とか。

松井がメジャーに行った時、日本のプロ野球の重鎮(ってなんだ?)が裏切り者と言ったとか言わないとか。サッカーはどんどん優秀なプレイヤーは海外に行くけど、野球はその点閉鎖的な印象がある。
まあそれはともかく、コミュニティが人材を共有するという概念はもうちょっと日本という地域にあってもいいと思う。コミュニティにとっての人材は宝なんだから、その人材の能力を拡大するようなインフラがあってもいいと思う。それこそ(そのような制度とか仕組み)が社会的共有資本そのものである。
日本の競争優位を維持するには唯一の資源である人材を活用するしかないのだから。
中国やらインドやらの若くて優秀でモチベーションの高い人々とコラボレーションするには日本という地域にもいっぱい元気のいい人々を育てないといけない。
そーゆー優秀な人々は人類共有財産だな。

人材流動性

ソフトウェア産業の競争力を高めるにはそこで働く人材の競争力を高めないといけない。別にソフトウェア産業だけの話ではなくて野球でもサッカーでも映画でも同じといっちゃあ同じだけど。でもって、わたしは、人材流動性が高ければ各自の専門性が高まり結果として競争力の高い人々を生みだすことになると主張した。
でも、よく考えてみるとトヨタの社員の人材流動性は高いのだろうか?松下の社員の人材流動性は高いのだろうか?よくわからないけど人材流動性は高そうには見えない。だけども企業としてはめちゃくちゃ競争力がある。なぜだろう。なぞだ。
企業に留まったまま企業間連係により企業価値を高めて行くという方法はありえるかもしれないが、よくわからない。従来の系列という日本的な枠組ではないコラボレーションの方法はあるのかないのか?うーん、どーなんだろうか?