本棚の整理

昔の雑誌やらなにやらを整理している。

シリコンバレーから帰って来るときにも大量に捨てたのだが、それでもACMのCommunications、各種transactions、 IEEE Computer、 IEEE Microなどなどがいろいろ残っていたので、それをエイヤで処分している。最近はACMのDigital Libraryで電子的に読めるので物理媒体を保存しておく必然性が減っているしね。

修論のころのノートとかが出てきて懐かしい。10年前のプロジェクトのノートとかも出てきた。20年前、10年前の自分が何を考えていたか興味深い。

そーいえば、コンピュータサイエンスの研究者になりたかったんだよなあ。コンピュータサイエンスの研究者って何をするんだろうか?何をするか知らないで憧れると言うのも結構乱暴な気がするが、事実は事実である。

20年前のコンピュータというのは1MIPS程度のマシンが数百万円〜数千万円ぐらい平気でしたのである。当然個人でそのようなものを持つことは不可能だったわけである。いまじゃその千倍くらいのマシンが十万円しないような値段で入手できる。ということは自分の想像力とちょっとした実装力さえあれば当時の研究と同等のことはできちゃったりするのではと妄想したりする。20年前の研究をフォローしてもしょうもないということは、ちょとおいておくとして。