未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

1973

オイルショックで日本ではトイレットペーパがスーパーから忽然と姿を消した。最近では歴史の教科書で習うことなんだろうと思う。「日本沈没」という小松左京のSFがベストセラーになった。今でも入手可能なのだろうか?
15歳だった。休み時間は図書室に入り浸り、ひたすら本を借りまくっていた。本も好きだったがなにより図書室が好きだった。いまから考えると図書係の女の子が好きだったからに違いない。その子と休み時間に何を話したのかよく覚えていないが学校に行って図書室に行くことが楽しかった。
部活は数学研究会というのに所属していた。別に数学が得意というわけではなかったが、幾何の問題を解くのはパズルを解くような楽しみを覚えていた。大学のコンピュータを自由に利用できるという特権もあった。夏休みに中学生向けのプログラミング教室みたいなのに参加したりした。
付属の中学だったので高校受験勉強をするわけでもなく、好きなことをのびのびやっていた。まだPCとかCDとか携帯とかない時代である。ラジオの電話リクエストに電話をかけることが楽しみでもあった。もちろん将来何になるなんてことは何にも考えていなかった。
田中角栄が総理大臣のころの話である。