未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

デバッグのノウハウ

プロセスプログラミングをどんどん進めていけば、デバッグのプロセスとかトラブルシューティングのプロセスを記述できるようになるかもしれない。(ならないかもしれない)。プロセスを厳密に記述すればそのプロセス深く理解することができるようになる。そしてそれを公開すればそのプロセスを誰かがデバッグしてくれるかもしれない。ベストプラクティスのバザールモデルである。

10年前わたしが記述したバグ情報はすべてプロプライエタリな情報として企業の壁の中にあり同僚以外と共有することができなかった。わたしの書いたコードは門外不出だし、変更記録も、バグデータベースの記述ももちろん知的所有権の名の元に幽閉されている。

10年前はわたしとあなたは微視的なデバッグの記述を共有できなかった。

ところが10年たってわれわれはオープンソースと出会い、わたしはわたしのコードだけではなく、わたしのつたないデバッグのプロセスをあなたや世界中の誰かと自由に分かち合うことができるようになった。

デバッグの話(昔の日記から)/ユメのチカラ http://blog.miraclelinux.com/yume/2006/07/post_b753.html

インターネットによって、デバッグのプロセスを共有できる。すごい世界になったものだ。