僕は君たちが好きだ

今日、大学時代のサークルの同期会があった。初めて出合ってから30年だ。

30年だぜ。30年。

その間に僕達は、学科を選び、卒業し、就職した。結婚して、子供を持ち、そして今にいたる。本当はもっといろいろ語り合いたかったのだけど、あっという間に同期会は終わってしまった。昔の写真やらなんやらを見ながら僕達はこれからどこに行くのだろうと思いを馳せながら過去を語り未来を語った。

アサイ君が今回の幹事をしてくれた。ありがとう。君のおかげでみんなが集まれたよ。70年代後半に大学に入った我々はいったい何を考えていたのだろう。

今日集まった9人は、それぞれいろいろな人生を送ってきたけど、ふつーの会社員として人生を歩んできた。経済学部を出て銀行に勤めたイトケン、彼以外、スエタカ、アサイ、アコ、ワカ、アヤ、ヒサヨシ、サキトウ、そしてわたしは結局メーカに就職した。女子はエンジニアとして就職したけど、結局はなんやかんやいって主婦になったり、そーゆー時代だった。転職経験のあるやつは多くはない。波乱万丈ということで言えばサキトウだろう。

皆、人生いろいろあったと思う。わたしもいろいろあった。人生なかなか上手くいかない。そう思うことが毎日だ。だけど、学生時代の友人達とバカ話をしながらいろいろなことを語ると、人生自分の思っているほど悪くはないと思えなくもない。人生どうにかなるのではと思えてくる。

僕は君たちが好きだ。