未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

エンジニアの未来サミットに行ってきた

エンジニアの未来サミット、第一部はアルファーギーク(って何だ?)と学生の対談パネルディスカッション。司会はわれらが弾さん。出演者はnipotanこと谷口さんid:naoya 伊藤直也さん、id:higayasuo ひがやすおさんとわたし。学生さんは4人(益子さん、新井さん、田村さん、源馬さん)。

11時〜11時半ころおあつまりください事前打ち合わせをしましょう、みたいなメールがながれていたのだが、11時過ぎに到着してみると、学生さんは皆さんちゃんと到着しているのに、社会人がわたししか来ていないというのは、どーよ。時間どおり来たのはnipotanくらいで、しばし歓談。弾さん登場したので、ひがさんが来ていないけど、簡単に打ち合わせ。ぐづぐづ感満載。どーにか仕切る意味でIT産業っていろいろあるよね的な軸を提示するのだけど、後に、そんなものは何の役にもたたないということが分る。

みなフリーダムすぐる。

会場でcojiさんがustream.tvのセッティングをしていて、ニコ動風にIRCログをリアルタイムで画面にのせている。すげーすげーすげ。

パネリスト興奮気味。

それはそうと本番。

一応問題を整理しようと思い、IT業界の立ち位置というかビジネスモデルというかそれらしきものを用意したのだけど、そんな事とはおかまいなく勝手にギークのお話がずんずん進んでいく。泥という言葉に拘りすぎる感があり、時間はどんどん過ぎてしまう。まあ、それはそれとして、id:naoyaの「学生さんが欲しい情報って何ですか」という発言が非常によかった。

弾さん、学生さんの話を聞こうよ。君は人の話を最後まで聞いていたことがあるのかね、ということで「弾さんがまたわけのわからないことを言っていますので、次の質問いきましょう」というのが受ける。

ミクロで言えば会社側が優秀な人材を雇用したければ会社情報を常に発信しつづけるしかなくて(これあたりまえ)、新卒採用時のインターンというのは双方にメリットがある。しかし、新卒大量採用というシステムが、わたしは諸悪の根源だくらいなことを思っているので、特にそれ以上の方策はあんまり思いつかない。

情報の非対称性というのがあるけれど、実はインターネットの時代、いろいろな方法で一次情報にあたることが可能になってきている。昔は企業の壁があって、なかなか本音で話をする機会というのがなかったけど、昨今では、日々、勉強会という名前の飲み会があるではないか。

それよりも問題は20代後半から30代前半の皆様で、会場に来ていた人達も、そのゾーンが大半だったわけで、その人達へのメッセージは間違いなく「自分の人生は自分で決める」だ。人のせいにしても問題は解決しない。食うためには自分で決める。自分の半径5メートルを変えてみる。やってみてだめだったら他のことをためす。

世間の実状を知る機会は間違いなく増えていて、緩い人材流動性がそれを後押ししている。

土曜日の半日を使っての試み、改善すべき事はいろいろあったが、それでもやってよかったと思う。今後、このような試みがいろいろされると面白いと思った。