未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

英語の本の読書会をやっていると日記に書いたら、それがきっかけで勉強会を開催した

情報を公開するとそれがきっかけでさまざまなことが起こる。そして、その波紋がとってもいい形で自分に戻ってきた。そーゆーことである。

Continuous Deliveryの読書会をしていると日記に書いたのが、「Continuous Deliveryを読む。」id:hyoshiok:20111106#p1 で、その続編が「IT産業には民族誌が必要だ」 id:hyoshiok:20111108#p1 で、それがPublic Key で「開発現場のノウハウをもっと共有して、ハッカー文化を企業に根付かせよう」として取り上げられた。 http://www.publickey1.jp/blog/11/post_190.html 自称プロの酔っ払いとして華々しくPublic Keyでデビューすることになった。そして、わたしの日記を見たJenkins実践入門の編集担当の傳さんがContinuous Deliberyを読んでいるならJenkinsにも興味があるだろうということで、わたしに同書を送付してきたのである。それをぱらぱらめくったところ、これはすごいということで、「Do not convince your boss but do it. (上司を説得しようとするくらいなら、とっととやれ)」 id:hyoshiok:20111115#p1 の最後に紹介した。

Jenkins実践入門を、技術評論社の傳さんからいただいたのだが、若手の迷えるエンジニアには、四の五の言わず、とりあえずこれでも読んでJenkinsをインストールしてCIしちゃえ、話はそれからだ、というようなことをそそのかしておいた。


そんな日記を書いたところ、なんと著書の佐藤さん(@lino_s)から

Jenkins実践入門を紹介していただき、ありがとうございます 未来のいつか/hyoshiokの日記 「若手の迷えるエンジニアには、四の五の言わず、とりあえずこれでも読んでJenkinsをインストールしてCIしちゃえ」@hyoshiok ow.ly/7v8kl
https://twitter.com/#!/lino_s/status/136752888776110080

と思いもかけぬところからのパスが。

そして、Jenkins実践入門をネタに勉強会をしたいと強く思っている自分がいた。CDの読書会で、同書を紹介して、著者にお話をしてもらおうと考えていると言ったところ満場一致で支持され

@lino_s 勉強会を開催していただけませんかー。
https://twitter.com/#!/hyoshiok/status/136925578266812416

というのをTwitterでお願いした。もちろん @lino_s さんとは一切面識がない。Twitterで面識もない人にいきなりお願いするわたしもわたしであるが、だめもとである。断られても、スルーされても、わたしには失うものは一切ない。返事がくればめっけものである。ノーリスク・ハイリターンな状況である。

暮れの忙しい時期であるが、日程を調整して、一昨日、Jenkins実践入門勉強会をして開催した。楽天トラベルのYuさんに事例を紹介していただき、その後佐藤さんに発表してもらった。その事情が「Jenkins実践入門勉強会@楽天さんでお話しました。スライドも公開!」 id:lino:20111222:1324602763 で紹介されている。

たっぷり時間をとっていたので、質疑応答、CIしている経験などについてじっくりできたのがよかった。会場の参加者からのコメントや質問が議論の深みを生み出した。いろいろ素朴な疑問が気づきがあったのが自分にとっての大きな収穫であった。

テスト勉強会(社内勉強会)を昨年実施したので、それの発展形としてCIについての勉強会を来年何度が開催したいと思った。

その後、場所を青物横丁の中華料理屋に移して飲みながら議論を深めた。いろいろリアルなお話を聞け勉強になったとともにとっても楽しかった。来年は会社のなかにCIやCDを広めていきたいと強く思った。わたしの野望としてここに記しておきたい。

英語の本の読書会をやっていると日記に書いたら、それがきっかけで勉強会を開催できた日であった。
佐藤さん、ありがとうございました。そして参加してくれた皆さんにも感謝します。