未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

やってみること

昨日「知っていること。出来ること。結果を出すこと」で書いたことの続き。*1

学校の授業とか講義は主に知っていることを増やすことに繋がる。知っていることの確認はテストなんかで行う。暗記ものとかは記憶力勝負で、勉強そのものはそんなに楽しくない。すくなくともわたしはそうであった。モチベーションを維持するのが難しい。

知識偏重型の覚えればいいというタイプのものはインターネット時代には価値は低い。調べればわかることを無理して覚える必要は低い。

絵を描くとか楽器を演奏するとかは暗記ものと違って、練習をしたり、実際にやってみる必要があるタイプのものである。うまいヘタはあっても練習を重ねればある程度は出来るようになる。その対象に興味がなければ練習を続けることが苦痛で練習も熱心にやらないのであまり上達もしない。絵を描くことが好きな人は別に誰に言われるわけでもなく、ノートに落書きをしたりして、絵をひたすら描いている。自然と絵がうまくなって行く。

技量を身につけるということは結局はやってみるタイプの方法でしか身につかない。どんなに座学で学んでも実際にやってみないことには身につかない。

自転車に乗れるようになるには、転んだりしながらもやってみる必要がある。言葉に説明できなくても乗れるようになるまで試行錯誤を続けて練習をする必要がある。

スキルの獲得をするためには、教える/教わるという関係から、自ら学ぶことと学ぶことを支援するという関係にする必要がある。コーチとプレイヤーである。プレイヤーがトレーニングをしない限り、どんなコーチがいても意味がない。プレイヤーがもっとうまくなりたいという強い意思がない限り上達はしない。

やってみること、それが第一歩である。そしてそこから学んで行く。
学び方を学ぶ必要があるゆえんである。