未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

知っていること。出来ること。結果を出すこと。

知識。スキル。コンピテンシー
知っているか知らないか。出来るか出来ないか。結果を出せるか出せないか。言葉にするとなんていうことはないけど雲泥の差がある。

インターネットの時代、記憶の価値は低い。ネットで調べれば大抵のことは分かる。ネットは外脳(外部記憶装置)だ。記憶容量は無限でコストはゼロ。

プログラミング言語の文法を知っていたとしても、プログラミングが出来るとは限らない。プログラミングが出来るか出来ないかは大きな差だ。何かを出来る能力のことをスキルという。

問題はそのスキルをどう獲得するか。プログラミングであればひたすらコードを読んだり、サンプルを写経したり、デバッガーで動作をおったりしながらスキルを獲得して行く。王道はない。かけた時間に比例したスキルが身につく。もちろん人によって、そのスキルの獲得スピードは違うだろうけど、読み書きした時間に比例したスキルの向上はある。ラーニングカーブの傾きが急な人もいればほとんど水平で成長のない人もいる。

そのスキル、能力を利用して価値のあるものを作る能力をコンピテンシーという。コンピテンシーを測る物差しがあるとすれば、それはその人が作ったものだ。結果だ。結果の善し悪しがコンピテンシーと言って差し支えない。

偉大な作家が偉大なのは偉大な作品を残したからだ。偉大な野球選手が偉大なのは誰にも達成できないような記録を残したからだ。それがコンピテンシーだ。

訓練によってスキルは向上する。どのようにしてコンピテンシーを高めて行くのかそれはその高みに到達したものにしか分からない。すくなくともわたしにはわからない。試行錯誤を続けて行くしかないように見える。