未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

ゲストBLOG続き/自己紹介

というわけでよしおかです。http://www.miraclelinux.com/ というところでCTOをやってます。最近では中国の紅旗リナックス http://www.redflag-linux.com/ 、韓国のハーンソフト http://www.haansoft.com/と戦略提携をして共同でCommon OS Platformを開発する Asianux Project http://www.asianux.com/ というのをやっています。
Linuxの専業ベンダーですので、オープンソースで飯を食っていると言ってもいいかもしれません。オープンソースで飯を食うなんて事は、少なくとも自分自身としては数年前には考えられなかった事ですので、環境の変化そのものに戸惑いもなくはないですが、この環境を楽しんでやってます。
90年代中ごろまではOSを商売にするなんていうことはIBMマイクロソフトあるいはSunあるいはAppleというような大企業以外ありえなかったわけで、その意味ではMiracle Linuxのような非常に小さい会社がまがりなりにもOSをビジネスするというのは誰が想像したのでしょうか。奇跡だ。てな感じですね。
Miracle Linuxを立ち上げる前は日本オラクルというところにいてOracle RDBMSのサポートをしていました。その前にはシリコンバレーにある米国Oracle本社でOracle RDBMSカーネルの開発をしていました。SQLの言語プロセッサをごりごり書いていました。ごりごり。シリコンバレーはわたしに多大な影響を与えた事は間違いないです。ソフトウェアの作り方とかプログラマの生き方とかあるいはオープンソースというのもの黎明期を見た事は、わたしの人格を形成するうえで。
さらにその前は今はなきDECという会社にいました。DECのソフトウェアの国際化かなんかをしこしこやっていました。そのころに文字コードと接近遭遇したおかげでiso 2022がどーしたとか、Unicodeがどーした、iso 10646がどーしたなんてことを口走っていました。
大学院を修了したのは1984年ですから今から20年前で初代マックが発売された年でもあるんですね。
ということでツレヅレなるままに自己紹介などをしてみました。なんだか履歴書というか仕事関連ばっかの話で面白くもおかしくもないですね。すいません。