車をやめたわけ

車は便利だ。だけどコストがかかる。コストと利便性を考えれば、コストがかかりすぎるので、7年間利用したプリウスを昨年手放した。首都圏に住んでいれば、移動の手段としての車にそれほどメリットはほとんどない。少なくても、わたしの生活において、その必要性は極めて低い。

固定的なコストは、駐車場代(月2万数千円)、保険金(年間10万円くらい)、車検(2年に一度、10万円くらい)、車両代(10年使うとして、200万円の車両なら年間20万円)、重量税、自賠責、…、これだけで年間数十万かかる。(書いていていやになった。)

消耗品として、オイル、タイヤ、ブレーキパッドなどなど走行距離に比例したコストがかかる。ガソリン代もばかにならないが、プリウスの場合、リッター20kmくらい走るので月に数百キロ程度しか走らなければ、20数リッターである。リッター100円とすれば、2000〜3000円程度である。その他高速代などがかかる。

車を維持するために月に5万円以上のコストを払う合理的な理由はあるか。わたしの利用方法では、もちろん「ない」。昨年のガソリン高騰時にプリウスを売却した。利用コストの中でガソリン代はせいぜい10%以下なのであるが、ガソリン代の高騰は車所持について考えるきっかけをくれた。

もちろん、車を必要とする時はある。先日も叔母の家の整理にいったとき、様々なものを運ぶのに車を必要とした。レンタカーを利用したのだが、一番小さいサイズの車を12時間借りて6300円である。車を手放してから5ヶ月で一回だけだ。

よしおか家の生活で、そもそも車は必需品ではなかったのである。

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