未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

セキュリティ&プログラミングキャンプ2010実施報告会へ行ってきた。

セキュリティ&プログラミングキャンプとは何か。なぜ必要なのか。それを継続するために何が自分にできるのか。それを考えた実施報告会であった。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/camp/2010debrief/index.html
自分のできることを自分のできる範囲で行う。

例えば、参加者(学生)は、自分がキャンプに行ったということを友達に話す、学校の先生に話す、自分の回りに伝える、twitterやブログ・日記なので情報発信をする。それを続けることによって少しずつその価値を回りに知らせる。勉強会に参加してキャンプのことを話す、コミュニティのメーリングリストで話す。自分がキャンプの卒業生であるということを実名で発信しつづける。自分の価値を高める。自分のセルフブランディングの中にキャンプを位置づけるなどなど。

講師は、自分のできる範囲で。キャンプの価値を回りに知らせサポートをお願いする。例えば、ハッカーにはできる範囲で協力してもらう、コミュニティの力を借りる、企業の力を借りる、そしてそれをサポートしてもらいやすいような環境を作る。

知名度が低いことが問題ならばそれを向上させることを考える。マスメディアに取材してもらう。メディアに紹介記事を書く。出きることをひたすら続ける。

キャンプによって醸成された価値観を広げる。日本という地域でそれを広げる。コミュニティの知恵を借りる。

事業の継続はもちろんないよりあった方がうれしい。だけどわれわれにとって必要なのは事業の継続ではなくキャンプの価値観の継承だと思う。皆が大切に感じる価値観を年齢や立場や組織やそのたもろもろのことを越えて広げることだと思う。

その方法論を一人一人が考え、時間はかかってもたとえそれが困難な事でも諦めないで、地道に続ける。

そんなことを考えた実施報告会であった。