未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝とあまちゃんの2013年

東北楽天ゴールデンイーグルス初優勝おめでとう。 http://www.rakuteneagles.jp

2013年を未来から振返ってみれば、イーグルスパリーグ初優勝と、あまちゃんの大ブームにつきるのではないか。あえて付け加えるなら、2020年東京オリンピックが決定した年でもある。

自分が勤めている会社がプロ野球団を持っているというのも、相当まれな話だが、その野球団がリーグ初優勝をしてしまうというのは、一生に一度あるかないかの奇跡だ。思い返してみれば、球団設立のときは、球界最弱のチームで年間97敗して、それが9年でリーグ優勝というのはすごい。

野村元監督や星野監督の指導の賜物だとは思うが、それにしてもすごい。東北にいっぱい元気を与えたと思う。

野球に興味のない人でもTVのあまちゃんでこの半年盛り上がった人も多かったのではないか。ダブルでめでたい感じだ。

優勝が決まった9月26日は会社の朝会をやる会場で中継を社員で観るというイベントが開催されていた。広報が主催で応援グッヅ(ウチワとか鳴りものとか)などを取り揃えて18時30分ころからやった。昼休みにカフェテリアで宣伝というか告知をしたのだけど、今ひとつノリが悪かった。応援開始時刻には1000人は入る大きな会場に数十人くらいしか集まっていなくて、かなりサビシー感じであった。
(応援に来てねー)

野球好きが集まった。応援の指揮は野球同好会の野本さんがリードして、進行役は社内報の小泉さん、人事部の朝会チームが支社や各国の拠点をインターネット経由で繋いで中継をした。
(支社や子会社をインターネットで繋いだ)

楽天がリーグ優勝する条件は2位のロッテが日本ハムとの試合に敗れてかつ楽天が西武との試合に勝つというものだった。仮に楽天が試合に勝ってもロッテが勝てば優勝はお預けである。

楽天対西武の試合を観戦しつつロッテ対日本ハムの試合もチェックするという忙しい流れになった。

ロッテ対日本ハムは前半ロッテが3点リードすると言う展開だったが、6回に日本ハムが逆転した。 http://baseball.yahoo.co.jp/npb/game/2013092604/top

一方楽天は初回1点先制点をあげたが、3、4、5回とそれぞれ1点ずつ献上し逆転リードを許していた。楽天は2点を追う7回、2死満塁でジョーンズが適打で3点を返し逆転に成功する。

楽天9回表の時点で、ロッテ対日本ハムの試合結果がロッテが1点差まで追いつくも、反撃はそこまでとなり敗退したので、楽天のマジックは1となった。この試合で勝てばリーグ優勝である。

7回に逆転してからというもの、どんどん社員も朝会会場に集まって来て、9回の時点でもはや1000人は入れる会場は立錐の余地もない。一球一球に大きな声援が鳴り響いていた。
(社員がどんどん集まって来た)

9回の裏、リリーフにエースの田中。9回がはじまるころ、勝利の時に飛ばすゴム風船が配られたが、2死になるまで膨らませないようにとの指示があった。優勝がお預けになった場合、次の日に使うということである。田中がリリーフで出て来た時点で気の早い人が風船を膨らましていた。


内野安打と4球でノーアウト1、2塁。いきなりノーアウト1、2塁はさすがにやばい。ピンチだ。さらに犠打で1アウト2、3塁、逆転サヨナラランナーを2塁においてのピッチングとなった。エースは自ら山場を作ってしまうのである。いくらなんでもという見せ場を自ら作り上げるマー君。連勝記録がここで途絶えるか。栗山をストレート、見逃しの三球三振。


そして、最後の打者。浅村も5球、ストレートで空振りの三振に打ち取り楽天を初のリーグ優勝に導いた。会場は歓喜の渦に包まれた。勝利の風船が飛びまくって、阿鼻叫喚。ハイタッチ、ハグ、飛び上がって大騒ぎである。怒濤のような万歳の雄叫びが会場に轟いた。


缶ビールが配られたが到底足りるわけもなく、アリーナ席にいた数百名がリーグ優勝の美酒に酔った。聞くところによると、近所のイオンで急遽缶ビールを追加購入し台車で運んで来たそうである。グッドジョブ。

わたしは動物のような勘で、巧みに缶ビールをゲットして、ヘロヘロになったのは言うまでもない。

楽天市場の営業や開発は24時から開催される優勝記念セールの準備で試合終了の余韻に浸る間もなく仕事を続けていた。(お仕事お疲れ様です。すいませんです、へろへろしていて)

ロビーには翌日、お祝いの華などが多数送られて来た。ありがたいことである。



テレビや新聞などのメディアも多数入っていて、社員がインタビューされていた。

(毎日新聞2013年9月27日)