未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

ZenHack 2014 の初日に参加した

鎌倉の建長寺で開催されたZenHack 2014のスポンサーとして参加した。

http://zenhack2014.peatix.com/

禅寺でハッカソンをするという愉快な企画だ。

建長寺鎌倉時代の建長5年(1253年)の創建。

70名くらいの若者たちが、アイデアを出し合っていた。

わたしは、夕方から参加して、会社の宣伝をしてきた。人事からもらった資料を適宜スキップしながら5分間のショートプレゼンをした。10社近くスポンサーがいるので、なかなか印象に残るインパクトのあるプレゼンをするのは難しい。夕食時に食堂でプレゼンをしたのだが、社名のあいうえお順ということで、最後から二番目。しかも、乾杯のあとだ。多分誰も聞いていないくらいの感じ。

ということで、英語でプレゼンをした。中身を覚えていなくても、英語でプレゼンをするというインパクトはあったと思う。懇親会の時に、英語化の話なども聞かれたが、もはや、外国籍のエンジニアが普通に仕事場にいて、普通に英語の会議があるという実情はあまり知られていない。4年前に社内公用語を英語化するというときに、おもしろおかしくメディアで取り上げられたが、最近は、世間ではすっかり忘れられているが、英語化というか、弊社内でのグローバリゼーションは直実に進んでいる。わざわざそのようなことを外に向かって発表するという強いインセンティブは会社にはないので、こんな機会にでもご紹介した。

エンジニアにとって英語をさけて通ることはできない。不得意ですからというのは言い訳でしかない。インターネットの技術情報はほとんど英語で流通している。日本語の情報は、古かったり不正確であったりすることは多い。

ハッカーになるためには、英語をさけて通ることは難しい。

禅寺とハッカソン

懇親会で住職とお話をする機会があった。禅寺とITというコラボレーションが面白いのだが、まったくもって接点がないように思えるけど、いろいろ住職をお話をするうちに、結構共通点があるのではないかと思えてきた。

もの作りとか言っても、お米を作ったり、自動車を作ったりするのと違って、ITというかソフトウェアの世界は形として見えるものがあるわけではない。コンテンツが勝負みたいなものである。

宗教というのも、なにか実態があるというよりも、コンテンツそのものである。

なんだかよく分からないけど、抽象的な概念というか、暗黙知とお経という形式知(なのかなあ?)があって、お経は何百年もかわらない知恵みたいなものを継承している。修行僧は朝座禅を組み、お寺を掃除して、仕事をしながら学んでいく。

禅寺でハッカソンというのは鎌倉だからこそできるイベントだと思った。
面白い試みだ。