未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

ビブリオバトルに初参戦

ビブリオバトルというのに初めて参加して、発表をした。

ビブリオバトルというのは、次のようなルールに則った、本の紹介ゲームである。発表者数名と聞く人がいて、1)発表者が本の紹介を5分間する。2)質疑を2−3分する。3)全員の発表が終わったら、一番読みたいと思った本を参加者全員で選ぶ。4)一番得票の多かった本をチャンプ本として表彰する。
http://tokyo-biblio.com/post/75969993878/biblio-shouan

5分間の発表なので、どうにかなるかなと思っていたのだけど、全然どーにもならなかった。惨敗。練習が足りなかった。というか練習なんかしていなかった。いかんいかん。

みなさん、立て板に水。淀むことなく、本を紹介する。パワポなんか使わない。お話を聞いているだけで、その本を読みたくなる。本に対する愛情が感じられる。

敗者復活戦に出たい気分だ。何の本を紹介するかというところから勝負は始まっている感じがする。本に対する深い理解と紹介したいという情熱、さらにはそれを紹介するテクニック。うーむ、奥が深い。


今回のチャンプ本。ウェルマンの反対尋問。旺文社文庫(絶版)。原著が出版されたのは1903年。なんと一世紀以上前の本である。「裁判では証人による証言がきわめて重要な意味を持つ。しかし証人は必ずしも真実を語っているとはかぎらない。否、利害関係の中で偽りの証言をすることはしばしばある。その偽りの証言を打破し、真実を明らかにするのが反対尋問である。だがその真実解明も、尋問者の手腕によって大きく左右されてしまう。本書は、多くの実例をもとに反対尋問の技術を詳説した名著であが、その面白さは推理小説の及ぶところではない。」

西荻窪では下記のホンダラとかいうイベントをやっていて、古本を店の軒先で売っていた。「反対尋問」が売っていたという情報を発表者からゲットしたので、早速帰りに探してみたらあったあった。500円で購入。なんか、ビブリオバトルもすごいが、古本を当日ゲットできるというのにも何かの縁を感じる。
http://www.hondara.net/