社会人大学生の国際比較
日本において、就職したあと、大学で学び直すというのは、それほど一般的ではないような気がする。諸外国はどうなんだろうか?
下記の資料などをみてみると、OECD教育データベース(2005年)の調査では、25歳以上の大学生の比率は、日本は2%で最低、OECD平均は20.6%、最高はアイスランド40.1%となっている。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/028/siryo/__icsFiles/afieldfile/2010/03/05/1287479_01.pdf
また、社会人学生の比率も、通信制(放送大学を含む)を含めても平成13年に18,340人をピークに現象減少している。入学者に占める社会人割合は2%を切る。
日本はまれにみる社会人が勉強しない社会なのか?
enPiTなどのプログラムを作っても、顧客となる社会人に刺さらなければ宝の持ち腐れである。社会人がもっと勉強したくなるような施策ってなんなんだろうか?
大学側の問題として、社会人受け入れに積極的ではない、社会人の学びやすい環境を整えていないというのがあるとしても、社会人側の学びたいというニーズを刺激する方法はどんなものがあるのだろうか?
大きなビジネスチャンスがあると思うのだけど、どうなんだろうか。