未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

システム管理者、感謝の日イベントに参加した。

講演とパネルディスカッションに参加した。

第8回システム管理者 感謝の日イベント システム管理者のための夏期講習2014 すべての企業がITを武器にする時代のエンジニア魂を考える

大成建設の田辺さんのお話はお話がすごかった。建設業の場合、多くの協力会社と案件毎にプロジェクトを作っていくわけだが、大成建設では5700社ほどの会社とASPを利用して情報の共有をしている。

約50%の契約書が電子化されているそうである。直接的なメリットとして印紙を貼る必要がないので、協力会社のコストは年間約2億円のコスト削減になるそうである。
国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁
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建設業では、紙を利用して図面などを共有しているという印象があったが、IT業界よりよっぽど電子化が進行している。電子署名を利用した契約書の電子化ってどのくらい進んでいるのだろうか?印紙を貼る必要がないというのがすごい。

そのほかいろいろと面白いお話を伺えた。

よくIT業界を揶揄する言葉としてITゼネコンという言葉を使うが、ゼネコンに失礼だと思った。

どんなプロジェクトも工期通りに終了する。工期が遅延して品質もぼろぼろといういわゆる「デスマーチ」のようなものは建設業ではほとんど起きないそうである。それはやっぱり工事現場だとものが出来ていくのが見えているので、ヤバい問題はわりと早く発見できるかららしい。結局、問題を可視化して、早期に問題を発見し、早め早めに手を打つということらしい。

ゼネコンではプロジェクト毎に協力会社も違うし、多数の利害関係者がいる。プロジェクトマネージメントのノウハウがそこにある。すごい。